研究課題/領域番号 |
19K02499
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 放送大学 (2022-2023) 山梨大学 (2019-2021) |
研究代表者 |
村松 俊夫 放送大学, 山梨学習センター, 特任教授 (00262642)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 教材開発 / 教育遊具 / 触知による教育 / 美術科教育 / 基礎デザイン教育 / 図形科学教育 / 形態構成 / 数理造形 |
研究開始時の研究の概要 |
従来、理科(物理)教育や数学(幾何学)教育と技術(工学)教育や美術(デザイン学)教育は、遠くかけ離れたものという認識が一般的であった。しかし近年、総合的学習が学校教育に行きわたり、教科の枠組みを外した横断的な内容が教授されるようになっている。これまで、教材自体に各教科の内容を教授できる教材を開発し、体験的に理解できる遊具として提案を続けてきたが、今回はこれらの研究で得られた成果を、初等教育(小学校)においても分かりやすく教授できる教育遊具に展開させる。
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研究成果の概要 |
既存の大型教育遊具を安全に転がして遊ぶことができる「小型の遊具」として体系的 網羅的にアーカイブ化する。そののち、主として山梨大学教育学部附属小学校の協力を得て、 図画工作、算数 、理科、体育等の各単元において、関連のある教育遊具として使用してもらい、 児童の興味を引き出し、その単元が狙う教育目的の内容をより強固に定着させることを目的とした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
鑑賞者が作品に手で直接触りながら、あるいは搭乗しながら「時間」・「空間」・「重力」などを感じとることができる触知・体験型作品群を継続的に制作し、各種展示会や国際学会(International Society for Geometry and Graphics,ASBDA International Conference等)において発表してきた。 本研究では、これまでで得られた研究成果をもとに、体験型触知教育遊具として初等教育へ導入することを目的に小型化を図り、小学校において授業実践を試行した。これにより近年、日本においても注目され始めている「STEAMS教育」への展開の可能性を確認できた。
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