研究課題/領域番号 |
19K02507
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 都留文科大学 |
研究代表者 |
冨永 貴公 都留文科大学, 教養学部, 准教授 (90572553)
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研究分担者 |
堀川 修平 埼玉大学, 教育学部, その他 (80912815)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 社会教育 / 生涯学習 / ジェンダー / セクシュアリティ / 専門職養成 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、社会教育の場におけるセクシュアル・マイノリティ関連事業の成果と課題を整理、検討するとともに、それらに対するセクシュアル・マイノリティ当事者(支援)団体が求める配慮の実際を検討する。さらに、これらのことを踏まえながら、セクシュアル・マイノリティへの配慮を保証する教育・学習の理論的、かつ、実践的な基盤を提示し、それらにもとづく社会教育専門職養成におけるジェンダー・セクシュアリティ問題学習プログラムを開発する。
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研究成果の概要 |
本研究が設定した目的は、①社会教育の場におけるセクシュアル・マイノリティ関連事業の成果と課題を整理し、②それらに対するセクシュアル・マイノリティ当事者(支援)団体が求める配慮の実際を検討するとともに、③そのような配慮にもとづく教育・学習を検討し、かつ、④社会教育専門職養成におけるジェンダー・セクシュアリティ問題学習プログラムを考察することであった。研究期間中におけるコロナウィルス感染拡大を受けた制限のために④は理論的な基盤を整理するにとどまったが、①および②の資料収集、③の先行研究の整理・検討にもとづいて、学習者の尊厳を守る学習支援と、そのための社会教育専門職養成の視点を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今日、セクシュアル・マイノリティの権利保障に関わって、多様な対策が講じられている。 このような状況のなか、社会教育の場では、セクシュアル・マイノリティに関わる教育・学習事業が展開されているが、とりわけ、現行のジェンダー問題学習との関連において、それらの理論的・実践的な基盤は必ずしも明らかではない。このような社会的、かつ学術的な状況に対して、本研究は、セクシュアル・マイノリティへの配慮を保証する教育・学習の理論的基盤を提示し、それらにもとづく社会教育専門職養成におけるジェンダー・セクシュアリティ問題学習の理論的基盤を検討したことに意義を有する。
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