研究課題/領域番号 |
19K02564
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09020:教育社会学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
木村 拓也 九州大学, 人間環境学研究院, 教授 (40452304)
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研究分担者 |
西郡 大 佐賀大学, アドミッションセンター, 教授 (30542328)
立脇 洋介 九州大学, アドミッションセンター, 准教授 (50511648)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 大学進学 / 地域移動 / 空間統計学 / 意図せざる結果 / 大学進学地域移動 / 地域特化係数 / ゼロ強調ポア ソン回帰モデル / 対数線形モデル / 逆機能 / 主体性評価 / ゼロ強調ポアソン回帰モデル |
研究開始時の研究の概要 |
本研究「大学進学地域移動の計測手法の新開発とその適用--空間統計学と教育社会学の学際融合」は、地域特化係数、ゼロ強調ポアソン回帰モデル、対数線形モデルなどの空間統計学の新手法を適用し、大学(入試)改革に伴い、大学進学時の地域移動が経年変化しているのかを分析・検討するものである。本研究の目的は、計数データ(カウントデータ)に基づいた大学進学地域移動のマクロ分析の新手法を空間統計学の手法を開発し適用することである。そうした研究によって、大学(入試)改革が、大学進学時の地域移動を縮小させる方向に機能するという「意図せざる結果」になっていないかを検証する。
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研究成果の概要 |
本研究「大学進学地域移動の計測手法の新開発とその適用--空間統計学と教育社会学 の学際融合」は、地域特化係数、ゼロ強調ポアソン回帰モデル、対数線形モデルなどの空間統計 学の新手法を 適用し、大学(入試)改革に伴い、大学進学時の地域移動が経年変化しているの かを分析・検討するものであ る。本研究の目的は、計数データ(カウントデータ)に基づいた大学進学地域移動のマクロ分析の新手法を空間統 計学の手法を 開発し適用することであった。そうした研究によって、大学(入試)改革が、大学進学時の地域移 動を縮小させる方向に機能するという「意図せざる結果」になっていないかを検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大学改革では、人口減少社会に伴い、中央教育審議会大学分科会将来構造部会では、国立大学の定員規模を見直 すべきだとする答申案「今後の高等教育の将来像の提示に向けた中間まとめ(案)」を2018年9月26日にまとめ、 11月に正式に上梓された。こうした議論を受けて、大学改革により、今後、文系不要論も踏まえて、地域共創な どの新たな課題解決型の学部は歓迎される一方で、文系学部の整理縮小が加速されることが予想される。教育人 口に基づく空間統計学的研究が政策に反映される中、研究者が政策アクターとして、本研究の遂行を通して、中 央教育審議会以外の別のエビデンスを提示し、政策論議に参加することは重要である。
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