研究課題/領域番号 |
19K02576
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09020:教育社会学関連
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研究機関 | 東亜大学 |
研究代表者 |
瀧田 修一 東亜大学, 人間科学部, 教授 (00510033)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ASEAN / メコン地域 / 教育格差 / 初等教育 / 前期中等教育 / 国際協力 / 基礎教育普及 / 教育協力 |
研究開始時の研究の概要 |
ASEAN共同体、特に域内経済発展格差に揺れる社会主義からの移行経済国で未解決の教育課題となっている国境地帯における初等教育・前期中等教育、いわゆる基礎教育学齢の不就学ニューカマー(ベトナム、ラオス、中国雲南地方国境を流出入する外国人児童生徒や無国籍の山地民児童生徒など)の就学阻害要因とその教育格差を多面的に分析し、さらにそれら児童生徒への教育普及のためのASEAN域内(特にメコン地域)における教育協力ネットワークの形成状況とその役割を解明する。
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研究成果の概要 |
現在メコン川流域内国家、特にASEAN域内移行経済国・社会主義国の国境地域で緊急の教育問題となっている越境児童・ニューカマー(ベトナム、ラオス、中国雲南地方国境を流出入する外国人児童や無国籍の山地民児童など)の基礎教育修得の阻害要因を多面的に分析し、さらに、越境児童教育のために学校内外の多様なアクターが作るASEAN域内教育協力ネットワークの構築とその効果的運用について分析を試みた。それぞれの枠組みを解明し、ASEAN域内の社会主義開発途上国においていかにして越境児童の就学を達成できるのか、その方策とそれに対するASEAN域内国際教育協力ネットワークの必要性を提言することを試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の学術的意義および社会的意義は、学際横断的に参加研究者の専門性を融合させ、現在ASEAN移行経済国国境地帯での教育課題であるニューカマー(ベトナム、ラオス、中国雲南地方国境を流出入する外国人児童や無国籍の山地民児童など)の基礎教育修得の阻害要因とその教育格差を多面的に分析し、その状況を改善するために必要と思われるASEAN域内教育協力ネットワークの構築とその効果的運用についての可能性を示したことと考える。
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