研究課題/領域番号 |
19K02580
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
若山 育代 富山大学, 学術研究部教育学系, 准教授 (90553115)
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研究分担者 |
目良 秋子 白百合女子大学, 人間総合学部, 教授 (20349145)
入江 良英 精華女子短期大学, その他部局等, 教授 (30528328)
小尾 麻希子 武庫川女子大学短期大学部, 幼児教育学科, 准教授 (30735022)
佐藤 有香 和洋女子大学, 家政学部, 准教授 (60713641)
若尾 良徳 日本体育大学, 児童スポーツ教育学部, 教授 (70364908)
桐川 敦子 日本女子体育大学, 体育学部, 准教授 (70583780)
後田 紀子 高知学園短期大学, その他部局等, 教授(移行) (80557786)
新家 智子 共立女子大学, 家政学部, 助教 (90782730)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 保育者養成課程 / 大学生 / カリキュラム・マネジメント / 専門的知識 / 意欲 / 保育専攻学生 / 知識 / 評価 / 理解 / カリキュラムマネジメント / 専門的技術 / 意欲的態度 |
研究開始時の研究の概要 |
平成28年の教育職員免許法及び平成29年の同施行規則改正後の平成31年度以降,保育者養成校では「カリキュラムマネジメント」という長期指導計画の作成・改善技術を学生に育成する。本研究では,申請者がこれまで行ってきた短期指導計画の教授法の実証研究を発展させ,複数の保育者養成校の国内連携体制を構築することで,新制度に対応したCMの専門的技術と「カリキュラムマネジメント」への意欲を学生に育てる教授法を検証する。
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研究実績の概要 |
本研究は,保育者養成課程の学生にカリキュラム・マネジメントに関する専門的知識を身に付けさせ,同時にカリキュラム・マネジメントへの意欲を高める教授法の効果を検証することを目指している。これまでの我々の成果として,国内外のジャーナルのレビューから,カリキュラム・マネジメントに関する専門的知識と意欲を育成する教授法は開発されておらず,また,その評価についても,統制群を設定した比較による効果検証は行われていないことが明らかになった。 そこで令和4年度は,カリキュラム・マネジメントに関する専門的知識と意欲を育成する教授法として,オンデマンドでのビデオ視聴が可能となる視覚教材を作成した。もともと本課題の申請書を提出した時点では,コロナ禍のような状態になることを想定していなかった。そしてコロナ過を経て,教員が学生と同じ場にいて実施する対面の教授法ではなく,学生が各自のニーズに合わせて好きな場所で他受講生と適宜間隔を取りながら視聴できる教材を作成し,その教材が専門的知識と意欲に及ぼす効果を検証することにした。 この視覚教材は,先行研究に基づいて学力を向上させる効果が確認されている手法を盛り込んだ。こうした視聴覚教材を視聴させることによって,学生のカリキュラム・マネジメントのための専門的知識と意欲を高めることを目指す。令和4年度は,この教材について分担者とともにオンラインでの会議を重ね,検討した。 合わせて,令和4年度は視聴覚教材によって学生の知識と意欲を高めることができたかどうかを評価するテストを分担者との協議の上,作成した。そして,そのテストの妥当性を予備調査によって確認し,精度を高めてきた。令和4年度に視聴覚教材と評価テストが完成したので,令和5年度は,複数の保育者養成校の国内連携体制の中で教材の効果検証を行っていく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
令和4年度は視聴覚教材によって学生の知識と意欲を高めることができたかどうかを評価するテストを分担者との協議の上,作成した。そして,そのテストの妥当性を予備調査によって確認し,精度を高めてきた。そのため,令和5年度に複数の保育者養成校の国内連携体制の中で教材の効果検証を行う準備が整った。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度は,複数の保育者養成校の国内連携体制の中で,令和4年度に作成した視聴覚教材と評価テストを用いて,学生のカリキュラム・マネジメントに関する専門的知識と意欲の育成を検討する。その際,統制群の学生と視聴覚教材を視聴する群の学生を設定し,これまでの先行研究では行われてこなかった比較による効果検証を行う。なお,統制群の学生には後日フォローアップのためにビデオ教材の視聴を行えるように環境を整える。
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