研究課題/領域番号 |
19K02624
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
若菜 宣明 東京農業大学, 応用生物科学部, 准教授 (30508221)
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研究分担者 |
本間 和宏 東京農業大学, 応用生物科学部, 教授 (00190273)
白井 智美 東京農業大学, 応用生物科学部, 助教 (60803848)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 栄養 / 乳児 / 授乳婦 / 健康 / 母乳 / 母乳栄養 / 栄養学 / 母乳栄養法 / 栄養管理 / 生理活性物質 |
研究開始時の研究の概要 |
母乳は乳児にとって最適な栄養源である。母乳栄養法に関する報告は乳児や授乳婦単独を対象とした物が多く、母児が健やかに実践できる母乳栄養補を検討した報告はほとんど見られない。 本研究では母乳中に含まれる各種栄養素および生理活性物質を高速液体クロマトグラフィー法などにより測定、解析することで母乳栄養法が乳児の健やかな成長にどのように影響するのかを明らかにする。これに加えて授乳婦を対象として乳児に対する栄養法を確認した上で栄養状態や食事摂取状況等を評価することで母乳栄養法に係わる栄養学的問題点の抽出および解決策を検討する。これらにより、母児が健やかに実践できる母乳栄養法を確立することを目的とする。
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研究成果の概要 |
本研究課題の成果としては、母乳中のエネルギー量、たんぱく質濃度、脂質濃度、炭水化物濃度及びたんぱく質エネルギー比、脂質エネルギー比、炭水化物エネルギー比に加えてビタミンK濃度や亜鉛濃度など母乳栄養に関する最新データを蓄積したことに加えて、現在の日本社会における授乳婦の食事摂取状況を解析したことで、母児がともに健やかに実践できる母乳栄養法の確立に寄与しうる科学的知見を蓄積した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本人を対象とした母乳中の各種栄養素に関する最新データの蓄積と日本人の授乳婦における食事摂取状況を解析したことは少子化社会とされている現段階での母児の健康維持に寄与するだけでなく、将来的には、母児の健康管理にもつながり日本社会の医療費削減等につながる可能性もある点で意義がある。
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