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初期プログラミング教育を母語で行うためのソフトウェアツール開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K02678
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関静岡大学

研究代表者

太田 剛  静岡大学, 情報学部, 教授 (40213730)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
キーワードプログラミング教育 / ブロック型言語 / 母語 / 教材開発
研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、プログラミング教育を受けていない教員が、児童・生徒に「手順的な自動処理」の考え方を教授しトレーニングさせるためのソフトウェアを提供することにある。
初年度は、線画を描くことに絞って、常に一定基準に従い「善意の解釈」をしないソフトウェアを作れることを示す。具体的には、学生が記述した作業指示書の事例数百枚から、指示パターンを抽出し、ルールベースシステムの上にソフトウェアを構築する。次年度は、テストを兼ねて大学の授業へ実践投入してみる。3年目は、小中高校において使っていただくことを目指す。

研究成果の概要

小学生レベルのプログラミング初学者向けのソフトウェアを開発した。従来のブロック組み立て型言語とは異なり、プログラムを作っている感覚というよりも、母語による文章を組み立てている感覚のものとなっていることが特徴である。また、パラメータ不足等のエラーがあっても終了したりせず、システム自身がランダムにパラメータを補って解釈実行するので、学習者の意図したものとは全く異なる描画がされることがほとんどとなり、自分の記述のどこが悪いのかを考えるための適切なフィードバックを提供できていると考えている。

研究成果の学術的意義や社会的意義

小学生レベルのプログラミング初学者向けのソフトウェアを開発した。プログラミング言語ではなく、母語を用いて文章を組み立てる感覚で使うことができる。学習者の記述のどこにどのような問題があるのかについて、学習者自身が考えることができるようなフィードバックを帰すようになっているので、プログラミング教育用のツール、特にプログラミングを学び始める一番初期の段階のツールとして使えることを意図したものである。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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