研究課題/領域番号 |
19K02687
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 日本工業大学 |
研究代表者 |
本村 猛能 日本工業大学, 共通教育学群, 教授 (70239581)
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研究分担者 |
森山 潤 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (40303482)
工藤 雄司 茨城大学, 教育学部, 教授 (70635614)
角 和博 佐賀大学, 教育学部, 教授 (80145177)
山本 利一 埼玉大学, 教育学部, 教授 (80334142)
岳野 公人 滋賀大学, 教育学部, 教授 (70313632)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 情報教育 / プログラミング / コンピュータシンキング / アンプラグドプログラミング / 情報活用能力 / 情報の科学的理解 / 体系化 / カリキュラム / 新学習指導要領 / 課題解決 / 科学的理解 / 学習指導要領 / 探究心 / 思考過程 / 創造的態度 / 見方・考え方 / プログラミング教育 / 批判的思考 / 技術イノベーション / ブルーム / データサイエンス |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の趣旨は、各学校段階に応じた情報教育の指導内容の提案を行い、学習者の発達段階と知識を踏まえた情報教育の体系化を導き出すことにある。 また、調査、及び実践評価は、継続してきたブルーム(B.S.Bloom) の「認知・精神運動・情意」の各評価領域と、ペレグリーノ(J.W.Pellegrino) の「認知」「観察」「解釈」評価理論を導入し、データサイエンスやプログラミング教育等の要素を含めた情報教育に関する国際的な動向を検討する。 その上で、2020年(平成32年)以降順次改訂される学習指導要領を考慮し、小学・中学・高校の情報教育を諸外国との比較検討による具体的な提案と実践を分析・検討する。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は、国際比較による中学・高校情報教育の様子と、これらに基づく小・中・高校の実践により体系化を検討することである。比較調査では、1)情報活用の3観点の意欲は我が国が高い、2)知識は我が国が低く、今後体型的な情報教育の必要性が明らかになった。 これらを踏まえ実践を行った。小学校では、パソコンやタブレット端末などの電子機器を使わずに学習できるアンプラグドプログラミング教材を開発し、中学・高校では制御,特別支援でもプログラミング教育を実践した。また、特別支援学校におけるプログラミング教育の授業を行い、教育の知見を得ることとした。これらの結果は、創造性と論理的思考や課題解決に有効であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、先行研究による比較研究を踏まえ、アジア諸国と異なる文化圏の調査を加え、情報教育のカリキュラムの構築の方向性を検討した。同時に各学校段階の教材の提案・実践を行うこととしているが、この研究により日本のより良い小・中・高校の情報教育の体系化と実践方法を見出すことに意義がある。結果は、小学校では児童の発達段階に応じた「プログラミングの思考過程が創造的態度の柔軟性・分析性・協調性を高める」、中学校では「知識・技能と思考・判断力の評価の2観点の意識が高まる」、高等学校では「小学校からの情報教育による課題解決と学習意欲は情報の科学的理解を深める」という体系化への効果があることが明らかになった。
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