研究課題/領域番号 |
19K02702
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
三戸 夏子 横浜国立大学, 教育学部, 教授 (30398888)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 食事摂取量 / 日本人の食事摂取基準 / 生活習慣病 / 家庭科 / 食事摂取基準 / 睡眠中央時間 / 季節変動 / 食塩 / 生活習慣病予防 / 食生活 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、子どもの栄養に関する基礎知識の定着に重要である学校教育の中の家庭科において、日本人の食事摂取基準について理解を深め、健康の維持、成長の促進、及び生活習慣病予防の観点から科学的根拠に基づく適正な栄養素摂取量を満たす食事の考え方を養い、子ども自身が食生活の問題点の把握・解決ができるようになる食教育プログラムの提示を行うことを目的として研究を行う。また、本研究では、今までに日本の子どもにおける知見が少ない睡眠を含めた生活リズムと食事摂取量の関連についても検討する。
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研究成果の概要 |
子どもの栄養に関する基礎知識の定着に重要である学校教育の中の家庭科の授業において、科学的根拠に基づく適正な栄養素摂取量・食事の考え方を養い、生活習慣病の予防の観点から子ども自身が食事・生活の問題点の把握・解決ができる食教育・授業づくりの基礎資料となる研究を行うことを目的とした。運動習慣のある若年男性を対象とした結果から、近年の夏の気温の上昇による暑熱環境下で日常的に部活動等を行う若年層について、季節及び睡眠パターンを考慮した食教育が必要であることが示唆された。また大学生を対象として食塩摂取に関わる食事因子を検討する研究を行い、家庭科における食塩摂取に関する学習内容の検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
身体活動レベルが高く推定エネルギー必要量が多い場合、エネルギー産生栄養素は確保できていても、食事摂取基準の値を満たさない可能性の高い栄養素があることこと、食事摂取に睡眠や季節が関連する可能性があること、若年層における減塩に関する課題等が示されたことから、家庭科の食と健康に関する新たな学習内容を検討するための基礎資料を提示することができた。
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