研究課題/領域番号 |
19K02704
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
中野 真志 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (90314062)
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研究分担者 |
加藤 智 愛知淑徳大学, 文学部, 准教授 (00619306)
金津 琢哉 東海学園大学, 教育学部, 教授 (20633522)
神谷 裕子 東海学院大学, 人間関係学部, 講師(移行) (70826669)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 生活科 / 非認知的な能力 / 社会情動的スキル / 社会性と情動の学習(SEL) / 総合的な学習 / 社会性と情動の学習 / 知性 / 非認知的能力 / スタートカリキュラム / 指導事例 / 非認知的な能力の育成 / モデルプラン / 開発的研究 |
研究開始時の研究の概要 |
生活科は、幼児教育から小学校教育への接続・発展を図ることを目指し、具体的な活動を通して思考する発達的特性のある低学年児童の心身の発達段階を踏まえ、直接体験を重視した学習を展開し、意欲的に学習や生活ができるようにするという趣旨のもと、平成元年の学習指導要領において誕生した。よき生活者として求められる資質や能力を育て、自立への基礎を養う教科であり、非認知的能力の育成にとっても重要な教科である。それゆえ、本研究では、非認知的能力に関する国内外の心理学的、教育学的な研究成果の考察を踏まえた上で、非認知的能力を育成するための生活科における指導法と評価方法を解明し、それらを用いたモデルプランを開発する。
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研究成果の概要 |
本研究では、非認知的な能力に関する国内外の心理学的、教育学的研究成果の分析・考察を踏まえた上で、生活科の学習活動において非認知的な能力を育成するための指導法と評価方法を解明し、それらを用いた単元計画と授業づくりを提案した。また、生活科のいくつかの典型的な単元のモデルプランも開発した。そして、それらの研究成果を学会で発表するとともに学術論文、学術書にまとめ、さらに、大学と大学院の授業、現職教員の研修等で活用した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、近年、幼児教育で急速に関心が高まっている非認知的な能力・性質に着目し、生活科において非認知的な能力を育成する開発的な研究を行った。本研究は、幼児教育と小学校教育を接続・発展させる中核な教科として重視され期待されている生活科の理論と実践において極めて重要である。また、本研究の成果を大学と大学院の授業、現職教員の校内研修、および、教育センターの研修等でも活用した。それゆえ社会的意義も大きい。
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