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高等学校(看護)教育実習における学生の自己評価表の開発に向けて

研究課題

研究課題/領域番号 19K02718
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関福山平成大学

研究代表者

岡 和子  福山平成大学, 看護学部, 教授 (00713794)

研究分担者 岡本 陽子  広島文化学園大学, 看護学部, 教授 (50425138)
渡邉 満  広島文化学園大学, 人間健康学部, 教授 (30127740)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワード高等学校(看護) / 教育実習 / 評価基準 / ルーブリック / 高等学校(看護)教員 / 大学卒業時 / 資質能力 / 評価 / 教職課程コアカリキュラム / 高等学校 / 看護 / 資質・能力 / 教育実習評価
研究開始時の研究の概要

教育実習における教育目標は,2017年11月に文部科学省により教職課程コア・カリキュラムとして定められたが,学校種や教科については個々の大学に任されている.高等学校(看護)教員養成において教科として独自の評価基準や学生の自己評価表は全国的に統一されたものはない.そのため,高等学校(看護)教員として大学卒業までに習得すべき資質・能力のスタンダードを作成する.それに基づき教育実習で必要となる資質・能力を策定,それと同時に教育実習の評価基準を作成する.さらに学生が行う教育実習自己評価表を作成することを目的とする.高等学校の教員と大学の教員が共同で教育実習評価基準を作成することは意義がある.

研究成果の概要

教職課程コアカリキュラムにおける教育実習の目標は学校種や効果について全体のものが示されており、高等学校(看護)教員養成においては教科として独自の評価基準はなく、個々の大学に任されているのが現状である.そのため,本研究では,高等学校(看護)教員として大学卒業までに修得が必要な資質能力の基準作成に向けて,5年一貫(看護)高等学校の管理職を含む教員に調査し,19のカテゴリーと59のサブカテゴリーを抽出した。それを基に教育実習で修得が必要とされる資質能力の基準を作成するため再度調査を行い、ルーブリックによる36項目の評価表を作成した.

研究成果の学術的意義や社会的意義

教育実習自己評価表を作成することにより,学生は事前に実習目標を確認し、実習に臨むことができる.教育実習終了後,学生と実習校の教員が評価表に記入することで,実習の成果や課題を確認し、今後の学びや指導に向けて改善を行うことができる.
大学と実習校教員が連携して実習指導に当たり、実習評価についても共同して行うことが求められており,将来の看護科教員を育てるために評価表を用いて共同で指導する意義は深い。学生は、実習後に自己評価を行うことでリフレクションにつながり、学生の時期から自律して学ぶ教師像を身につけることができる.

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (10件)

すべて 2022 2021 2020

すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (5件)

  • [雑誌論文] 高等学校(看護)教育実習評価表作成に向けての文献検討2022

    • 著者名/発表者名
      岡和子,岡本陽子, 渡邉満
    • 雑誌名

      福山平成大学看護学部紀要

      巻: 第1巻 ページ: 23-34

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 高等学校(看護)教員 として大学卒業時に必 要な資質能力-高等学 校教員へのアンケート 調査より-2021

    • 著者名/発表者名
      岡和子,岡本陽子, 渡邉満
    • 雑誌名

      広島文化学園大学・短期大学,看護学統合研究

      巻: 第22巻 ページ: 23-34

    • NAID

      120006999163

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 高校(看護)教員とし て大学卒業時に必要な 資質能力の基準の作成 -高等学校教員へのア ンケート調査から-2021

    • 著者名/発表者名
      岡和子,岡本陽子, 渡邉満
    • 雑誌名

      日本看護・教育・福祉学研究学会誌

      巻: 第3巻 ページ: 19-30

    • NAID

      40022613585

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 高等学校(看護)教員として大学卒業時に必要な資質能力 -高等学校教員へのアンケート調査より-2021

    • 著者名/発表者名
      岡 和子 岡本陽子 渡邉 満
    • 雑誌名

      看護学統合研究

      巻: 第22巻 ページ: 23-34

    • NAID

      120006999163

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 高校(看護)教員と して大学卒業時に必要な資質能力の基準の作成-高等学 校教員へのアンケート調査から-2021

    • 著者名/発表者名
      岡 和子 岡本陽子 渡邉 満
    • 雑誌名

      日本看護・教育・福祉 学研究学会

      巻: 第4巻,No.1 ページ: 19-30

    • NAID

      40022613585

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 高等学校教育実習におけるルーブリックによる自己評価表の開発―高等学校看護科教員と学生の調査をもとにして―,2021

    • 著者名/発表者名
      岡和子,岡本陽子,渡邉満
    • 学会等名
      日本看護・教育・福祉学研究学会学術集会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 教育実習(看護)で達成が必要とされる資質能力について高等学校教員の調査から評価表の作成を目指して2021

    • 著者名/発表者名
      岡和子,岡本陽子,渡邉満
    • 学会等名
      第41日本看護科学学会学術集会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 教育実習評価についての文献検討2021

    • 著者名/発表者名
      岡和子,岡本陽子,渡邉満
    • 学会等名
      全国看護管理・教育・地域ケアシステム学会第14回学術大会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 5年一貫高等学校「看護」教員として大学卒業時に必要な資質能力の基準-高等学校教員のアンケート調査から-2020

    • 著者名/発表者名
      岡 和子 岡本陽子 渡邉 満
    • 学会等名
      第40回日本看護科学学会学術集会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 高等学校(看護)教員として大学卒業までに必要な資質能力-教育実習(看護)自己評価表の作成に向けて-2020

    • 著者名/発表者名
      岡和子,岡本陽子,渡邉満
    • 学会等名
      日本看護研究学会中国・四国地方会 第33回学術集会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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