研究課題/領域番号 |
19K02721
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 公益財団法人日本モンキーセンター |
研究代表者 |
赤見 理恵 公益財団法人日本モンキーセンター, 学術部, キュレーター (50414107)
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研究分担者 |
高野 智 公益財団法人日本モンキーセンター, 学術部, キュレーター (90370197)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 動物園 / 博学連携 / ESD / SDGs / 保全 / 霊長類 / 野生動物 / SDGs |
研究開始時の研究の概要 |
ESD(持続可能な開発のための教育)の観点は理科、社会、生活などさまざまな教科で盛り込まれているが、特にグローバルな視点の学習は子どもにとって自分とのつながりを実感しにくい。一方、動物園は子どもにとって親しみのある場所であり、絶滅の危機にある野生動物はESDの題材としての可能性を秘めていると考える。 本研究では日本モンキーセンターで培ってきた博学連携の土壌や研究者とのネットワークを活かし、教員のニーズ調査や先行事例調査を経て保全教育プログラムおよび教材の開発とその評価をおこなう。これらにより得られた知見を普及することで、動物園における保全教育ならびにESDを意識した教育活動の発展に役立てる。
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研究成果の概要 |
ESD(持続可能な開発のための教育)の観点はさまざまな教科で盛り込まれているが、特にグローバルな視点の学習は子どもにとって自分とのつながりを実感しにくい。一方、動物園は子どもにとって親しみのある場所であり、絶滅の危機にある野生動物はESDの題材としての可能性を秘めている。そこで本研究では、教員のニーズ調査や専門家を誘致しての実践などを経て、キツネザル、スローロリス、ニホンザルなどを題材とした保全教育プログラムと教材を開発した。今後、開発過程や評価により得られた知見を、動物園における保全教育ならびにESDを意識した教育の発展に役立てたい。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
一般的に動物園では昔からさまざまな教育活動が行われてきましたが、多くの野生動物が絶滅の危機にあるいま、その保全に資する活動が強く求められています。本研究で開発した保全教育プログラムや教材は、動物園に来園するさまざまな学校等でアレンジしながら活用できるものです。また、開発段階や評価段階で得られた知見を学会等で共有することにより、他の多くの動物園における保全教育推進にも役立ちます。
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