研究課題/領域番号 |
19K02741
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 日本福祉大学 |
研究代表者 |
武田 啓子 日本福祉大学, 健康科学部, 教授 (70548685)
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研究分担者 |
久世 淳子 日本福祉大学, 健康科学部, 教授 (50221221)
水谷 なおみ 日本福祉大学, 健康科学部, 准教授 (20515605)
丹羽 啓子 日本福祉大学, 健康科学部, 准教授 (10331646)
藤原 秀子 日本福祉大学, 健康科学部, 助教 (10516909)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 介護観 / 介護実践 / 介護実践能力 / 修得度評価基準 / 生活支援技術 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は,「介護実践能力の教育モデル」を構築することである.介護実践能力自己評価尺度の試案を開発し介護実践能力を構造化するとともに,ケアの実践の核となる技術項目を検討する.介護学生,および介護職員がどのように介護実践能力を修得し発達,向上していくのか,修得過程を明らかにするものである.それらの知見をふまえて,「介護実践能力の教育モデル」を提案する.
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研究実績の概要 |
本研究の目的は「介護実践能力の教育モデル」を構築することであり,研究の特徴はケアの実践および介護実践能力の構造の2側面から検討する点である. 研究を進めるにあたり,介護実践能力を定義するため,先行文献,関連資料,および近接領域である看護学や社会福祉学の文献検討も平行して進めた.結果,統一的な介護実践能力の定義は見当たらなかったため,介護福祉士養成施設協会(2019)が策定した「介護福祉士養成課程における修得度評価基準(身につけておくべき能力・実践能力)」の検証を軸に研究を進めることとした.ケアの実践内容となる「生活支援技術」と「修得度評価基準」に係わっては,申請者らが設定した介護学生における生活支援技術84項目の卒業時到達度を発展させ,介護職員の技術習得度もふまえた上で,ケアの実践の核となる技術項目を検討する予定であったが,新型コロナウイルスの影響により介護職員を対象にヒアリング調査を実施することができなかった. 介護実践に影響を及ぼす介護観について,介護福祉士を目指す養成課程生と福祉工学科の学生を比較した結果,各学生の特徴がみられた.養成課程生は入学時にすでに介護に対する興味を持ち介護に対する想いが芽生えていた.一方,福祉工学科生は介護に関わる授業を受講することで介護に対する想いが芽生えたといえる.さらに,同じ時期に介護福祉論を受講した養成課程生と福祉工学科生は,介護を理解する上では異なる視点があることがわかった.また,介護福祉士を目指す養成課程生を対象に質問紙調査を実施した.結果,介護観のきっかけとなるできごとは重要な自伝的記憶とみなすことが示された.
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