研究課題/領域番号 |
19K02757
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中森 誉之 京都大学, 人間・環境学研究科, 准教授 (10362568)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 技能 / 統合 / 理解 / 発表 / 文章 / 運用能力 / デジタル / ICT / 学習指導要領 / 統合型の技能学習指導 / 教授理論 / 学習理論 / 文章理解 / 文章表現 / デジタル教材 / 段階性 / 授業実践 / CALL / マルチモーダル / リテラシー / トランスランゲージング / 解読 / 理解と表出 / 認知科学 / 言語習得 / 文章処理 / 統合技能 / 文章表出 / 音声 / 文字 |
研究開始時の研究の概要 |
この研究では,認知科学の知見を援用しながら,聴覚器官や視覚器官・触覚器官に次々と入力される言語刺激(音声,文字・点字)を円滑に解読して理解し,自らのことばで表出を続けていくメカニズムを解明する。母語及び外国語文章の理解・表出の過程を明らかにし,訳だけに依存しない,まとまりのある文章レベルの英語を理解・表出するための教授・学習理論を確立することを目的とする。電子機器を媒介とした言語処理(digital literacy)に関しては,今後学校教育でも重要性が増すと考えられる。こうした現状を踏まえて、認知科学を根拠とする英語教授・学習理論の構築,検証,精緻化と,教育現場への還元を進めていく。
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研究成果の概要 |
この研究では,認知科学の知見を援用しながら,聴覚器官や視覚器官・触覚器官に次々と入力される言語刺激(音声,文字・点字)を円滑に解読,理解,解釈し,自らのことばで思考内容の表出を続けていくメカニズムを探究した。母語及び外国語文章の理解・表出の過程を明らかにし,訳だけに依存しない,まとまりのある文章レベルの英語を理解・表出するための教授・学習理論を確立することを目的とした。聞いた素材に基づいて話す・書く,読んだ内容を要約しながら意見を述べるといった,統合型の技能育成のための教授・学習理論を構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
句や文レベルを超えた聴解・読解メカニズムの解明は萌芽期にある。この領域は,近年研究が活発化して,興味深い提唱が情報学や人間工学をはじめとする,色々な分野から行われ始めており,これからの教育学において重要な位置を占めるものと確信している。紙の上での読み書きばかりではなく,電子機器を媒介とした言語処理(digital literacy)に関しては,今後学校教育でも重要性が増すと考えられる。こうした現状を踏まえて、認知科学を根拠とする技能統合型英語教授・学習理論の検証,精緻化,教育現場への還元を進めている。
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