研究課題/領域番号 |
19K02772
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
永添 祥多 近畿大学, 産業理工学部, 教授 (90461483)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 日本文化理解教育 / 我が国の伝統や文化 / 大学の教養科目としての日本史 / 歴史教科書の叙述 / 大学の教養教育 / 日本近世史 / 徳川将軍 / 日本史教育 / 江戸文化 / 日本史教育の教育課程 / 伝統文化教育事例収集 / 沖縄県の伝統文化教育 / 京都府の伝統文化教育 / 伝統文化教育事業 / 国立教育政策研究所伝統文化教育 / 我が国の伝統・文化 / 日本文化の発信力育成 / クールジャパン / インバウンド対策 / 文化立国日本 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、子供たちが将来の国際化社会やグローバル社会を生き抜く能力の一つである、日本文化の発信力育成という観点から、日本文化理解教育(日本文化理解教育とは、我が国の伝統や文化を尊重するとともに、継承・発展させるための教育のことを意味している)の教育課程開発(小・中学校や高等学校で何をどのように教えるのかという、系統的教育内容を開発すること)について、全国の先進的な実践校に対する詳細な実地調査を踏まえた実証的手法によって、学術的な考察を初めて行うものである。
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研究成果の概要 |
当初、小中学校・高等学校での日本文化理解教育の教育課程開発に対象を絞って現地調査を実施する予定であったが、新型コロナの全国的蔓延により現地調査が不可能となった。このため、急遽、サブタイトルとして、「大学教養科目の日本史の教育課程開発」を掲げ、研究内容を大幅に変更することになった。日本史科目を我が国の伝統文化教育の一貫して捉え、日本史の通史ではなく、特に日本文化の発展の上からも重要な徳川時代に焦点を絞った。その結果が2023年4月に刊行した『徳川将軍の治世と人物像』(風間書房)である。その中で、徳川15代の将軍の治世の概要・歴史的意義と並んで人物像も並行叙述し、新しい歴史学習の教育課程を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
当初、小中学校・高等学校での日本文化理解教育の教育課程開発に対象を絞って現地調査を実施する予定であったが、新型コロナの全国的蔓延により現地調査が不可能となった。このため、急遽、サブタイトルとして、「大学教養科目の日本史の教育課程開発」を掲げ、研究内容を大幅に変更することになった。日本史科目を我が国の伝統文化教育の一貫して捉え、日本史の通史ではなく、特に日本文化の発展の上からも重要な徳川時代に焦点を絞った。その結果が2023年4月に刊行した『徳川将軍の治世と人物像』(風間書房)である。その中で、徳川15代の将軍の治世の概要・歴史的意義と並んで人物像も並行叙述し、新しい歴史学習の教育課程を示した。
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