研究課題/領域番号 |
19K02775
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
宮川 洋一 岩手大学, 教育学部, 教授 (70552610)
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研究分担者 |
森山 潤 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (40303482)
市原 靖士 大分大学, 教育学部, 教授 (20572837)
島田 和典 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (50465861)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 統合型システム思考 / STEAM / 教育養成 / 情報教育 / 数理・データサイエンス教育 / プログラミング / 問題発見・解決力 / 教員養成 / 「統合型システム思考」 / データサイエンス / カリキュラム / Society5.0 |
研究開始時の研究の概要 |
Society 5.0世代のコンピテンシーとしての「統合型システム思考」を身に付けた教員養成を行う上でのコア科目の確立を,次の点から具体的にアプローチする。 ①大学生のTechnology, Engineeringを対象とする教養教育に対する意識分析 ②国内外における教員養成の教養教育としてのTechnology, Engineering教育の調査 ③プログラミング・データサイエンス等を履修する教員養成教養科目の開発・評価 ④「統合型システム思考」を育むPBL型教員養成科目の開発・評価
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研究成果の概要 |
本研究では教養教育としての教員養成科目群の確立を目指した.新規にプログラミング基礎,学校教育の情報化研究を開講するとともに,教養教育科目の情報基礎のリバイスを行い,その教育効果を検証した. その結果,プログラミング基礎においては,プログラミング教育に関する信念尺度を構成するF2「プログラミング教育に関する自信」,F3「プログラミング教育に関する必要性」,F4「プログラミング教育と教科との関連」因子の平均値に有意な伸びが認められた.また,プログラミングに関する認知尺度を構成するf2「プログラミングに関する自信」因子の平均値に有意な伸びが認められた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本年度より展開される教育養成フラッグシップ大学では「令和の日本型学校教育」を担う教師の育成の重点課題の一つとして,学校現場における教育データサイエンスの活用やSTEAM教育を先導する人材の育成をあげている.指定された大学(研究分担者の所属大学)の構想調書を参照すると,教育データサイエンス(2 単位),学習支援システム活用論Ⅰ(1 単位),学習支援システム活用論Ⅱ(1 単位),小学校プログラミング教育論(1 単位),情報モラル・セキュリティ教育論(1 単位)が関連する科目群としてあけられており,本研究課題で取り組んだ知見が,これらの大学における新しい教員養成科目群構築に役立つことが期待される.
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