研究課題
本研究では、持続可能な社会の形成者としての生活者という基点に立ち、高校家庭科において消費者市民としての行動実践が高まる実効性のある調理実習カリキュラムを構築し、その有効性を理論的・実証的に明らかにする。具体的には、家庭内の食品ロス削減に着目して、「意識」と「行動」の両方に着目した高校生の食品ロス削減行動2段階モデルに照らし、調理実習カリキュラムを構築する。調理実習を課題解決学習の学習方法として再構築し、その原理と方法を明らかにし、より一般性の高いカリキュラムの開発を目指す。