本研究は車輪型移動ロボットから小型無人航空機を用いる系統的なプログラミング教育の提案・評価を行うことで,中学校技術科と工業高校を架橋するプログラミング教育を開発する。 小学校プログラミング教育の必修化により,中学校技術科と工業高校で扱うプログラミング教育の質を高める必要がある。本研究では技術科で2次元の移動を行う車輪型ロボット教材,工業高校で3次元の移動を行う無人航空機教材を利用するプログラミング教育を提案し,このカリキュラムを実現する教材を開発する。また,開発した教材を利用する指導方法を提案し,開発した教材の有効性を実践およびアンケート調査によって明らかにする。
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