研究課題/領域番号 |
19K02842
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 秋田県立大学 |
研究代表者 |
渡部 昌平 秋田県立大学, 総合科学教育研究センター, 准教授 (90610874)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | グループ活動 / 普段と違うメンバー / 段階的 / 少人数 / リアクション / アイコンタクト / グループ / 尊重 / ファシリテーター / 相互独立性 / 相互協調性 / キャリア教育 / 教員 / カウンセリング / 効果 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、グループ・カウンセリング技法等を参考に、自分の価値観・人生観を深く理解して他の児童・生徒に語り、他の児童・生徒が持つ異なる価値観・人生観を受け入れ、お互いの価値観・人生観に基づく選択を応援しあうなど対人関係や社会的つながりを学ぶことのできるキャリア教育が実行できるような教員研修の内容・方法について実践・効果検証するものである。
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研究成果の概要 |
コロナ禍のため当初予定の小中高生対象の研究は行えなかったが、大学生を対象にグループ活動の効果・効率を上げる方法について検討を進めた。結果、グループ活動を活性化させる教員の働きかけとして「学生がやって面白いと思えるグループ活動をする」「席指定・席替えなど『普段と違うメンバー』と組ませる」「簡単なグループワークから開始して,少しずつ難しいグループワークに入る(いきなり難しいワークはしない)」「グループの人数を4人程度の少人数までおさえる」「短時間の自己紹介や共通点探しなどで,メンバーについて共通理解を深める」などの技法が効果的であることが把握された。他にグループ活動で学生が何を学ぶかも把握した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アクティブラーニングが盛んになっているが、教員側の働きかけや学生の意識によっては上手く成立しないことが知られていたが、教員がどう働きかけることが必要であるかが把握された。またグループ活動を通して学生にどんな変化が生じるかが把握された。 これにより今後の学生のグループ活動で教員側はどんな配慮をすべきか、介入をすべきかが明らかとなった。
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