研究課題/領域番号 |
19K02895
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 東京基督教大学 |
研究代表者 |
柳沢 美和子 東京基督教大学, 神学部, 准教授 (10327223)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 高等教育の国際化 / 日本語教育 / 英語学士プログラム / スーパーグローバル大学 / 類型化 / 日本で学ぶ意義 / 留学生政策 / 英語による学士プログラム / グローバル化 / 英語による学位プログラム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、「30万人計画」が完了する2020年を目前に、いまだ英語による留学生受け入れプログラムにおける日本語教育の全容が明らかにされていない現状を鑑み、全国の4年制大学の英語プログラムにおける日本語教育の実態を調査・分析、更に日本で学ぶ意義をどのように打ち出しているか、担当の教職員を中心にインタビューによる調査を行い、留学生受け入れプログラムの日本語教育の全貌を明らかにし、課題と可能性、また国際化政策への新たな示唆を提示することを目的とする。
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研究成果の概要 |
2019年度は、スーパーグローバル大学の英語学士課程の日本語教育プログラムについて、公開されている資料からデータを収集、日本語教育の拡充、多角化が進みつつある現状を大学の紀要で報告。2020年度は類型化を試み上記のプログラムを6つの範疇に分類、必修が6割と最多であることを『留学交流』(2021)に掲載。2021年度は新設のプログラムを加え再調査を行い、各プログラムのゴールと達成度について担当の教職員にインタビューを実施。学修に次いで日本での現実に対応するゴールが全体の4割を占め、全体として8割のプログラムで概ね達成できているという調査結果は留学生教育学会で発表、最終分析を大学の紀要に投稿予定。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
英語プログラムは類型化を通して分析が行われて来たが、そこで提供されている日本語教育については先行研究がなく、全容が掴めていないという現状があった。本研究はその現状を鑑み、スーパーグローバル大学の英語学士課程における日本語教育プログラムの実態を調査、類型化を試み、全体像を提示した。またゴールと達成度について担当の教職員に実施したインタビュー調査では、日本の場合、英語学士課程であっても必修が最多であり、学修に次いで就職・日常生活と言った日本の現状に対応するゴールが多く設定され、全体として設定されたゴールが概ね達成されているという実態が明らかになった。
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