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離島における特別支援教育資源の再開発と機能化に関する実践的研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K02934
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09060:特別支援教育関連
研究機関鹿児島大学

研究代表者

肥後 祥治  鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 教授 (90251008)

研究分担者 衛藤 裕司  大分大学, 教育学部, 教授 (00284779)
有村 玲香  鹿児島国際大学, 福祉社会学部, 准教授 (20713689)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード地域に根ざしたリハビリテーション / 療育システム構築 / 行動コンサルテーション / 離島 / アクションリサーチ / 地域に根差したリハビリテーション(CBR) / 行動分析 / 特別支援教育 / 社会資源開発
研究開始時の研究の概要

奄美大島地区の離島(徳之島を予定)において、社会資源調査およびキーパーソンネットワークの調査の後に障害児支援にの社会資源開発のためのOJTプログラム2年間(計2回)を実施することが、その地域の障害児の支援資源にどのような影響をおよぼすかを実証的に検討する。本研究の成果により、障害児支援の社会資源が少ない地域における支援資源とコミュニティー開発の在り方について示唆を得ることができる。

研究成果の概要

地域に根ざしたリハビリテーションの考えに基づいたアクションリサーチである。鹿児島県徳之島をフィールドとし、現地の自立支援協議会と協力し、障害児の保護者支援プログラム・支援者養成と保護者支援プログラムの実施を3年間にわたって実施した(支援者養成プログラムを3回、保護者支援プログラムを2回)。初年度は、実際に現地に赴いて支援者養成プログラムを実施したが、次年度より遠隔によるプログラム実施を行った。インストラクター養成プログラム、保護者支援プログラムのいずれも参加者の心理的安定、子どもを観察、支援する際の知識・技術を習得に効果があった。また、これらが、遠隔方式にによる提供が可能であることが示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

地域の既存社会資源の再開発・機能化を目指した保護者支援プログラムとプログラム実施に関わるインストラクター養成プログラムを作成し、これらを遠隔方式により展開した。その結果を分析することにより、プログラムへの参加が参加者の心理的安定、子どもを観察方法、支援する際の知識・技術の習得に効果があることが示された。
このことにより、これまで地理的、経済的なハンディが存在し、保護者支援の専門家の絶対数少ない離島等における保護者支援の遠隔方式での実施の可能性が示されたいえる。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] CBRに基づく離島での保護者支援システム構築の試行1 -自立支援協議会との協同による行動分析を用いた地域介入:支援-者養成2021

    • 著者名/発表者名
      肥後祥治
    • 学会等名
      発達障害学会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 遠隔実施による行動分析を用いた保護者支援プログラムの効果-非対面式ワークショップによる学びの成立に着目して2021

    • 著者名/発表者名
      今村幸子・肥後祥治
    • 学会等名
      発達障害学会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 発達障害児の親グループと専門家との協働によるペアレントトレーニングの実践① ペアレントトレーニング参加経験者をファシリテーターとしたプログラムの有効性の検討2021

    • 著者名/発表者名
      前野明子・肥後祥治
    • 学会等名
      発達障害学会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 発達障害児の親グループと専門家との協働によるペアレントトレーニングの実践① ペアレントトレーニング参加経験者をファシリテーターとしたプログラムの有効性の検討2021

    • 著者名/発表者名
      肥後祥治・福元康弘・城門千代・塚本亜希・有村玲香
    • 学会等名
      発達障害学会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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