研究課題/領域番号 |
19K02974
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
稲垣 知宏 広島大学, 情報メディア教育研究センター, 教授 (80301307)
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研究分担者 |
河村 一樹 東京国際大学, 商学部, 教授 (20224850)
高橋 尚子 國學院大學, 経済学部, 教授 (30459002)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 一般情報教育 / 知識空間 / 情報プレースメントテスト / eラーニング |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、情報プレースメントテストで得られる数千人分のデータから大学新入生の持つ一般情報教育の知識空間を解明することである。知識空間を把握することで多くの学生に有用な学習コンテンツを、また各学生の状態変化を追うことで個々に合わせた学習コンテンツを提供することが可能になる。情報プレースメントテストの開発と実施、知識空間の構築と探索、学習コンテンツ開発の3つの領域で連携して研究を進め、研究成果を融合することで、自学自習できるeラーニングシステムの構築までを目指す。なお、本研究で得られるテスト結果の中で許諾の得られたデータと分析プログラムは、合わせて公開することを計画している。
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研究成果の概要 |
情報プレースメントテストで得られる数千人分のデータから大学生の持つ一般情報教育の知識空間を探索することを目的に、「情報プレースメントテストの開発と実施」、「知識空間の構築と探索」、「学習コンテンツ開発」の3つの領域で連携して研究を進めた。一般情報教育の知識体系をベースに開発した情報プレースメントテストと学習コンテンツの分析、実践結果から、大学生の現状把握、学習コンテンツの有用性、コロナ禍での授業実践等に関して、新しい一般情報教育の創造に有用になる多くの知見を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
情報環境の進展、初等中等教育での情報教育の高度化等に合わせ、大学での一般情報教育は常に見直されてきた。さまざまな要因により社会は変化し続けており、数年単位での一般情報教育の見直しが必要と考えられる中、情報プレースメントテスト結果に基づき、学習者の習得済み知識を把握するための理論の整備と、学習コンテンツの開発と評価を進めた本研究は、一般情報教育と学習者の現状に合わせた新しい教育を検討するための基礎になるという意義を持つ。
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