研究課題/領域番号 |
19K02980
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 東海大学 (2021-2022) 東京福祉大学 (2019-2020) |
研究代表者 |
柴田 隆史 東海大学, 情報理工学部, 教授 (90367136)
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研究分担者 |
佐藤 和紀 信州大学, 学術研究院教育学系, 准教授 (30802988)
堀田 龍也 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (50247508)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ICT / タブレット端末 / 学校 / 教育 / 学習環境 / 健康 / 視覚疲労 / 近視 / 子ども / 使いやすさ |
研究開始時の研究の概要 |
学校教育の情報化の推進により、児童生徒が1人1台のタブレット端末を用いる時代に向かっている。そのため、教室でデジタル教科書を使うなど、ディスプレイを用いる機会が今後ますます増えると考えられる。しかし、現状の教室環境は、蛍光灯が画面に映り込みやすいなど、ICT機器の適切な利用環境が確保されているとは言い難く、児童生徒が快適にICT機器を利用できない場面があることが懸念される。そこで本研究では、児童生徒の負担や使いづらさを軽減した快適な学習環境を整えるための方法を検討し、学校教育の情報化を支援することを目指す。
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研究成果の概要 |
本研究では、児童生徒の健康やICT機器の使いやすさの観点から、学校の実際の状況に基づいてICT機器を快適に使える学習環境やそのための対策を検討した。学校での実践により、端末を使う児童生徒の視距離や健康指導をする教員の理解について知見を得ることができた。また、児童生徒が適切な視距離を意識するための方法や、教室環境の課題である蛍光灯の画面への映り込みについて理解を深める方法の提案をした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学校では1人1台の端末を使って学習するようになったが、子どもの健康に与える影響やその対策については現在も多くの検討や議論が進められている。本研究により、学習に端末を使う際の視距離や学校の教室環境について基礎的知見を得ることができ、学校で活用することを想定した情報発信を行うことができた。
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