研究課題/領域番号 |
19K02989
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 釧路工業高等専門学校 |
研究代表者 |
佐川 正人 釧路工業高等専門学校, 創造工学科, 教授 (60435394)
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研究分担者 |
寺本 尚史 秋田工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (00315631)
河村 豊 東京工業高等専門学校, 一般教育科, 嘱託教授 (10369944)
永吉 浩 東京工業高等専門学校, 電子工学科, 教授 (80251586)
池田 陽紀 奈良工業高等専門学校, 電気工学科, 講師 (20759849)
木村 竜士 高知工業高等専門学校, ソーシャルデザイン工学科, 准教授 (90571810)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 再生可能エネルギー / 工学教育プログラム / 専門人材育成 / 工学教育 / 国家再エネ100% |
研究開始時の研究の概要 |
再エネ普及のため,究極的には「国家エネルギーの再エネ100%(国家再エネ100%)」という目標が考えられる.達成には,一気に国家再エネ100%の展開ではなく,小集落・家庭単位から蓄積する必要がある.同時に,国連開発計画の「エネルギーをみんなに,そしてクリーンに」を包含する,エネルギー利用・生産の人材育成が必須である.一方,内閣府科学技術政策「Society 5.0」のように,再エネ人材育成について,分野横断的連携が不十分という問題がある.そこで,本研究では知見を集積し,再エネ分野に関する専門人材育成のための工学教育プログラム手法開発を目的とする.研究協力者には土井東京高専名誉教授を選定する.
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研究実績の概要 |
本研究は各地の再生可能エネルギーに関する資料を収集し,これらをもとに教材を作成しカリキュラム・教育プログラムを作成し,実際の講義等に展開するものである.しかし本年度も昨年度同様にコロナの影響で出張に制限が有り,思うように資料収集が進まなかった.そのなかで,いくつかの進展があった.主な実績を4点ここには記載する. ①研究代表者や研究分担者の所属する各校では,これまで作成した再生可能エネルギーに関する教材等を有効に利用しつつ,コロナ対策のオンライン講義に対応した,新たな教材を追加作成した.この作成した教材を実際に用いてオンライン授業を実施・展開された.②これまで収集してきた資料などをもとに社会人や中高生を対象に講演会を実施した.この講演会は研究協力者の東京工業高等専門学校土井淳名誉教授が企画立案した.講演会は11月20日に佐川が,11月27日には河村がおこなった.講演会はオンラインで開催されhttps://www.sgeis.org/ で実施した.なお,これは地球環境と産業化研究会が主催となっているので,本科研費での費用は発生していない.③コロナで移動を制限される中,11月29日には中部電力株式会社の技術開発本部に視察を実施してきた.④再生可能エネルギー関する学会発表等を実施した.学会発表はコロナのためオンラインでの発表が中心となってしまったが,電気学会の「新エネルギ-・環境/高電圧合同研究会」「電力・エネルギー部門 高電圧研究会」で発表を行った.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本研究は各地の再生可能エネルギーに関する資料を収集し,これらをもとに鏡治あを作成し,カリキュラム・教育プログラムを作成するものである. しかし,本年度もコロナの影響により出張に対して大幅な制限が有り,思うように資料収集が進まなかった.
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今後の研究の推進方策 |
一年間,研究期間を延長し,研究を継続する.なお,研究延長の申請は完了している.
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