研究課題/領域番号 |
19K02995
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
植木 克美 北海道教育大学, 大学院教育学研究科, 教授 (70292068)
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研究分担者 |
渡部 信一 東北大学, 教育学研究科, 教授 (50210969)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 教師教育 / 経験交流型ワークショップ / 経験知 / 若手教師のための悩み事対応集 / エデュサポネット / 若手教師 / 異世代交流 / ワークショップ開発 / 保護者支援 / 保護者に関する悩みごと対応集 / オンラインワークショップ / ファシリテータ養成 / 異世代教師 / ワークショップ / 保護者対応 / 教師コミュニティ |
研究開始時の研究の概要 |
今日的教育課題である保護者対応について、教育工学的アプローチにより異世代教師たちの主体的対話的学び合いをサポートするために経験交流型ワークショップを開発し、パッケージ化を進めます。 具体的には次の3つを行います。① 教師たちの世代継承、学びを支えるために保護者対応のワークショップをパッケージ化します。② ワークショップにおける参加者のふりかえシート、参加者へのインタヴューにより学びの質を検証し、ワークショップの効果を評価します。③ 多忙な教師たちが学びを深められるように、対面によるワークショップでの経験交流をオンラインで継続できるコンテンツを製作し、研究を発展させます。
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研究成果の概要 |
今日的教育課題である保護者支援について、異世代教師たちが主体的対話的に学び合う経験交流型ワークショップを開発しました。そして、次の成果を得ました。 ① 教師たちの世代生成、特に若手教師の学びを支えるために保護者支援のワークショップをパッケージ化し、ワークショップ参加者から肯定的評価を得ました。② ホームページ『保護者支援をともに学ぶ教育者ネットワーク』を開設し、若手教師を支援する「人のネットワーク」を「Web上における人のネットワーク」にまで発展させる基盤を構築しました。そして、ワークショップマニュアル、教材「保護者支援に関する悩み事対応集」を作成し掲載できました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
創造的な語り合いの場としてワークショップを開発し、異世代教師たちのコミュニティづくりを進めることにより、教師集団における年齢構成の不均衡という課題にアプローチし、保護者支援で難しさを抱える学校教師、特に若手教師に学びの場を保障することができました。そして、若手教師はワークショップにおいて情緒的サポート、道具的サポートを先輩教師から得ることができました。さらに、保護者支援について先輩教師が培った経験知から若手教師が学べることを可能にしました。
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