研究課題/領域番号 |
19K03007
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
小川 仁士 県立広島大学, 地域創生学部, 教授 (60259926)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 情報技術基礎教育 / CSアンプラグド / 教材開発 / 情報基礎教育 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、高等教育機関における情報基礎教育に必要な、網羅的で体系化された情報技術の基礎的知識の修得を目的として、実際の授業で利用できる学習者の理解および関心を高める教材を、新たに開発する。 具体的には,ニュージーランドのカンタベリー大学准教授のティム・ベル博士が提唱した『CSアンプラグド』の考え方に基づく教材開発とそれらを利用した授業設計を行い,実験授業を通して有効性を評価する。 この手法ではコンピュータを使わずに身近な教具を用い、学習者が体験を通して自ら考えながら情報科学を理解していくという、アクティビティ重視型の教授法(学習法)をとっている。
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研究成果の概要 |
本研究では、情報基礎教育において情報技術の基礎を容易に理解できるように、CS(Computer Science)アンプラグドの考え方を活かした新たな教材を開発した。 具体的には、「公開鍵暗号方式(双対な鍵の性質が学べるもの)」、「コンピュータの割り込み処理」、「情報システムの認証技術」について学習するCSアンプラグド教材を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、これまでに「コンピュータウイルスの波及と防御」、「オペレーティングシステムの記憶管理」、「オペレーティングシステムのタスク管理」、「LANのメディアアクセス制御方式」について学習するCSアンプラグド教材を開発し公表して来た。今回、新たに開発した3つの教材は、より実現が困難であった学習テーマや近年の情報技術に関する内容を採り上げ実現したという点で学術的進歩があったと考えている。
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