研究課題/領域番号 |
19K03018
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 阪南大学 |
研究代表者 |
前田 利之 阪南大学, 経営情報学部, 教授 (70320041)
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研究分担者 |
若谷 彰良 甲南大学, 知能情報学部, 教授 (60330403)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 疑似自然言語 / プログラミング環境 / 多国語化 / 外部リソース / リファクタリング / 記述のゆれ / 擬似自然言語 / 漢数字 / 自然言語 / 初学者教育 / プログラミング言語 / 教育用環境 / python |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、初学者教育を意識し、さらに教育だけでなく実用にも使える疑似自然言語プログラミング環境の構築をめざすものである。 本研究では、極力漢字仮名以外の記号を使わないようにし、かつ記述のゆれを許容するプログラミング環境を構築し提供することで、初学者の学習を支援するとともに、教育だけでなく実用性も持つことを追究する。 また、さらに、プログラミング教育は日本だけの問題ではなく全世界的課題であるため、その環境を多国語対応させる。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、初学者教育を意識し、さらに教育だけでなく実用にも使える疑似自然言語プログラミング環境を構築することである。本研究では、極力漢字仮名以外の記号を使わないようにし、かつ記述のゆれを許容するプログラミング環境を構築し提供することで、初学者の学習を支援するとともに、教育だけでなく実用性も持つことを追究する。本研究では、最近注目されているプログラミング言語 Python をベースとして、Python へのトランスレータとして実装することで、Windows, Linux, macOSといった環境に依存しない実装を可能とする。 本年度は、多国語処理の試みとして、前年度に中国語話者学生とともに、中国語化の部分的実装について、さらに推進した。また、昨年度から始めた韓国語を母語とする本学専任教員の協力を受けた韓国語化の実装についても推進した。 また、2020年度から継続して取り組んでいる表記の揺らぎについてのデータ収集とその対応もすすめ、前年度にも取り組んだ表記の揺らぎのほかに、プログラムの記述の容易さについてデータを収集し,評価をおこなった。評価については、過年度に収集したデータとともに、時系列データとしての評価についでも考察をおこなった。 平行して、外部リソースからのデータの取り込みをモジュールとして提供する機能の検討を進め。モジュール化のためのコードのリファクタリングについて検討し実装をおこなった。
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