研究課題/領域番号 |
19K03030
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
大月 一弘 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (10185324)
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研究分担者 |
佐村 敏治 神戸大学, 国際文化学研究科, 教育研究補佐員 (20288343)
清光 英成 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (20304082)
孫 一 神戸情報大学院大学, 情報技術研究科, 准教授 (30636725)
康 敏 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (60290425)
柏木 治美 神戸大学, 大学教育推進機構, 教授 (60343349)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 教育工学 / 情報教育 / プログラミング教育 / 協調学習 / プログラミング思考 / プログラムング教育 / e-learning / コピペ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、プログラムに対する俯瞰的な理解力を涵養するための学習方法を開発することを目的にする。本研究で行う学習方法の基本は、比較的似通ったプログラムによって作成された2つあるいはそれ以上ののビジュアルコンテンツ(静止画、動画、マウス操作によって変化する画像)を閲覧し、その違い考えることによりをプログラミング技術を学習しようというものである。表示された画像を見ながらグループで議論をする過程を通じてプログラミング技術・技法を相互学習する方法、個人学習を行う方法を開発する。
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研究成果の概要 |
本研究では、プログラムに対する俯瞰的な理解力を涵養するための学習方法を開発することを目的にする。本研究で行う学習方法の基本は、比較的似通ったプログラムによって作成された2つのビジュアルコンテンツ(静止画、動画、マウス操作によって変化する画像など(以下コンテンツと呼ぶ)を閲覧し、その違いを協調学習で議論することにより,プログラミング技法を学習する. 同実験により,提案する学習方法は,同じようなプログラミング能力をもつメンバーのみならす,能力の異なるメンバーでおこなう協調学習においても有効に学習できることをしました.また,同学習の教材を容易に作成するためのオーサリングシステムも開発した
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
開発した学習方法は,サンプルプログラムのコピーペースト・開発ツールの利用・既存のライブラリの利用など,プログラムの一部がブラックボックス化された状況でプログラムを作成するようになった近年において,プログラムに対する俯瞰的な理解力を学習することが可能であることが確認された.同方法は,大学などでのプログラミング学習以外にも,IT会社におけるリカレント教育,また,小中高等学校におけるプログラミング思考を養う学習にも効果があると考えられ,コピペ時代のプログラミングの新しい学習方法として幅広い場面で利用可能であると考える.
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