研究課題/領域番号 |
19K03037
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
平山 勉 名城大学, その他部局等, 教授 (50250866)
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研究分担者 |
竹内 英人 名城大学, その他部局等, 教授 (30387766)
後藤 明史 名古屋大学, 情報基盤センター, 准教授 (50225645)
谷口 正明 名城大学, その他部局等, 教授 (90554113)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 授業研究 / 教師教育 / 授業実践能力 / アイトラッキングカメラ / ユビキタス映像記録視聴システム |
研究開始時の研究の概要 |
教員を目指す教職課程履修生及び若手教師の授業実践能力育成を支援するためにこれまで開発し運用してきている「ユビキタス映像記録視聴システム」を改良し、本システムを学生時代に経験した、教諭の授業を継続的に授業収録を実施する。さらに、収録する授業も若手教員と熟練教員等のTT(ティーム・ティーチング)の形式、自身の担任クラスと担任以外のクラス(授業が想定通り実施できないクラス)等に適用していく。これらの分析・考察を通して、「教職授業」の提示教材の活用を含めたカリキュラムマネジメント、「教員育成指標」の教員の授業実践力育成のモデルを提唱していく。
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研究成果の概要 |
教員を目指す教職課程履修生及び初任者教師の授業実践能力育成を支援するためにこれまで開発し運用してきている「ユビ キタス映像記録視聴システム」を改良し、現場の教諭の授業を及び自己研鑽及び研究会、公開フォーラム等での活用を一層推進した。映像記録の特性を活かした研究方法を模索し、注視パターンを可視化する方法をして、Real World Mapping (以下、RWM)及びArea of Interest (A0I)を活用する手法を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教師視点を活用した授業研究が少しずつ増えてきている。例えば、Wolff(2016)らによると,教室内での生徒の問題行動を記録したビデオを熟練教員と初任者教員に見せて,彼らの注視点の分布がどの程度違うのかを分析している。しかし,授業者視点(一人称視点)の映像記録を記し,これを定量的に分析し,授業改善に活かすという取り組みはいまだ充分になされているとは言えない。多くの研究は、授業後に映像記録を基に教師がどこを見ているかという検討・分析が一般的で、授業中の教師の意思決定と絡めて教師視点の映像記録を分析・追究する本研究の方向は独創的といえる。
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