研究課題/領域番号 |
19K03077
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター) |
研究代表者 |
森口 肇 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 助教 (60769826)
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研究分担者 |
市川 修 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 教授 (80302941)
小林 浩昭 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 准教授 (40770285)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 教材開発 / 空気圧制御 / 教育工学 / 技能伝承 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、空気圧位置決め装置を構成する技術要素を整理・体系化することにより、空気圧制御システムの設計・構築・保守を行う生産技術者が習得すべき技能・技術を明らかにする。また、空気圧機器の構造と特性が理解でき、空気圧制御システムの構築に必要な技能・技術・知識が習得可能な教材を開発し、本研究の取り組みから得られるノウハウを活用する教育手法とあわせて職業教育に展開することにより、教育訓練効果を検証する。
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研究成果の概要 |
空気圧制御技術の応用分野が広がる中、空気圧制御システムの設計・構築・保守に携わる生産技術者の育成が急務となっている。本研究では、空気圧制御技術者の効果的な育成を実現するための新たな教育カリキュラムを提案するとともに、空気圧位置決め装置を活用した実習教材、テキスト、指導要領などの教材を開発した。そして、提案したカリキュラムと開発した教材を職業訓練に展開し、空気圧制御の基礎に関する知識を短期間で向上させられることを明らかにした。さらに、開発した実習教材が空気圧制御に関する理論と実際をリンクさせるものとして、空気圧制御分野の技能伝承に有用であることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、空気圧位置決め装置を教材として活用することに着目し、教育工学的なアプローチによって、教育カリキュラムを検討・提案するとともに、実習教材、テキスト、指導要領を開発し、職業訓練に展開することにより、空気圧制御技術者の効果的な育成の実現や技能伝承体制の確立につなげた。職業訓練を中心とする職業教育を通して本研究の成果を広く普及させることにより、我が国のものづくり技術の向上に寄与できると考える。以上のことから、本研究の成果が空気圧制御システムの設計・構築・保守を行う技術者の効果的な育成や空気圧制御に関する技能・技術の伝承に貢献することが期待できる。
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