研究課題/領域番号 |
19K03085
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
前村 公成 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (30398292)
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研究分担者 |
盛 真一郎 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 助教 (00620519)
又木 雄弘 鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 特任講師 (10444902)
田上 聖徳 鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 特任助教 (50721031)
新地 洋之 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (60284874)
夏越 祥次 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (70237577)
蔵原 弘 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 准教授 (70464469)
川崎 洋太 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (90770420)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 3D画像 / 手術訓練 / バーチャルセッション / 手術トレーニング / バーチャルリアリティー / ホログラフィー / 手術シミュレーター / 内視鏡外科 / トレーニングシステム / 消化管再建 |
研究開始時の研究の概要 |
腹部外科手術は開腹手技から腹腔鏡手術やロボット手術への移行が急速に進み、古典的な手技が新しい手法に変わる一方で、複雑な消化管再建術式や個別の患者に対応可能な訓練装置・習熟度評価システムは確立していない。本研究では腹腔鏡手術における臓器再建手技に対し、多様な術式と患者個別対応型の新規腹腔鏡手術対応訓練装置とこれを活用した訓練・指導システムを開発し、高度な内視鏡外科医教育の確立を目指す。
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研究成果の概要 |
1)CTデータで作成した腹部臓器の3D画像を、ホログラフィックコンピューターを用いて立体的距離計測データの集積に利用した。腹腔内を想定したカセット型疑似臓器モデルモジュールを持つ、腹腔鏡用の独自手術シミュレーターの開発に応用した。同シミュレーターを用いて、独自の手術用圧排機器具の開発を行い、試作品を製作した。 2)個別の対象臓器3D情報を、VRゴーグルおよびホログラフィックコンピューターを用いて、インターネットを介したバーチャルセッションシステムを導入し独自画像の共有化と、シミュレーターとリンクさせた仮想空間での、消化管再建訓練手術シミュレーションの遠隔指導プロトコル作成に取り組んだ。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現段階でも、国内外で仮想現実(VR)または複合現実技術と実体のシミュレーターを統合した訓練システムは確立していない。我々は独自の手術訓練シミュレーターを開発し、患者個別の画像データより作成した3D画像を用いたバーチャルシステムとの融合を行った。同時にこれらのシステムを利用した手術器具の開発も行った。このゆな手術シミュレーターを用いた手術器具の開発や訓練システムの社会的な意義は高く、継続的な研究の必要性が高いと考えられる。
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