研究課題/領域番号 |
19K03089
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
二瓶 裕之 北海道医療大学, 薬学部, 教授 (70433422)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | ピアレビュー / 協働学修 / クラウド / グループワーク / アンケート / データサイエンス / 医療系 / 教育工学 / オンライン / DX / 数理データサイエンスAI教育プログラム / AI / ルーブリック / 課題解決 |
研究開始時の研究の概要 |
ピアレビューの確実性を高めるために、クラウド技術を活用して「ピアレビューの分析にまで学生がかかわるプロセス」を協働学修に取り入れる。ここでは、学生自身が自らのパフォーマンスの目標を設定しながらルーブリック評価表を作成し、それを用いてピアレビューを実施する。さらに、レビューの結果を学生自身が分析する。このプロセスを、クラウドの共同編集機能を活用することで、円滑に繰り返し実践できるようにする。これにより、パフォーマンスを評価することの難しさや重要性を認識し、さらに、より正確にピアレビューをしようとする動機づけとなるようにする。加えて、学生の主体性や自律性、そして、学修意欲の向上を図る。
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研究成果の概要 |
協働学修における学生によるピアレビューの確実性を高め、それとともに、学生の主体性や自律性、そして、学修への意欲を向上させることを目指した学修環境をクラウド技術により実現した。学術的独自性は、「ピアレビューの分析にまで学生が関わるプロセス」を取り入れて協働学修の授業を設計するといった新しい発想にある。さらに、この発想を取り入れた授業のシラバスを設計し、それを円滑に、かつ、繰り返し実践できる協働学修の環境をクラウド技術の応用により構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果の学術的意義は、ピアレビューの確実性を高めたり、学修への意欲を向上させたりするための方策として、オンライングループワークや同僚間アンケートなどの新しい学修方略を確定し、さらに、それをクラウド技術により実現したことである。また、ピアレビューの分析に問われるデータ分析力の醸成の観点から、本学の全ての学部で数理・データサイエンス・AI教育プログラム(MDASH)を設計し、医療系大学におけるMDASHの推進にも寄与したものと考える。
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