研究課題/領域番号 |
19K03090
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
松本 章代 東北学院大学, 教養学部, 教授 (40413752)
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研究分担者 |
菅原 研 東北学院大学, 教養学部, 教授 (50313424)
稲垣 忠 東北学院大学, 文学部, 教授 (70364396)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | プログラミング的思考 / プログラミング教育 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は,子ども向けプログラミング教材を開発して実際に運用し,教育効果の検証を行うことである.本研究では,まずオリジナルのプログラミング教材を開発し,それを用いて継続的にプログラミング教育を行っていく.既存の教材との違いや学習前後の能力差などの観点からその教育効果を検証することを目指す.教育効果を測定するため,評価手法を検討し,論理的思考力との因果関係を明らかにする.
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研究成果の概要 |
本研究の目的は,「子どもにとって好奇心を抱かせ,主体性を引き出すプログラミング教育をいかに提供するか」ならびに「プログラミング教育を継続することによって『論理的思考力』は本当に身につくのか」について明らかにすることである. そのために,本研究では独自の子ども向けプログラミング教材を企画・開発し,それを用いて小中学生に継続的にプログラミング教育をおこなった.さらに,論理的思考力を評価するテストについて作成し,そのテストを用いてプログラミング経験と論理的思考力の関係性を分析した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子どもがプログラミングを学ぶことの意義・目的とは「プログラミング的思考」を育むことであり,プログラミング体験をとおして論理的思考力を身につけることが期待されている.しかし本来,論理的思考力は様々な経験によって培われるものである.一方で,プログラミングの体験は,子どもにとって圧倒的に好奇心をかきたて,主体性を引き出す力を持っている.さらに何歳からでも始められる間口の広さがプログラミングを用いたトレーニングの利点である. このような背景を踏まえ,本研究では「子どもに好奇心を抱かせ主体性を引き出すプログラミング教育方法の確立」ならびに「プログラミング経験と論理的思考力の関係性の検証」を目指す.
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