研究課題/領域番号 |
19K03094
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
|
研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
伊藤 隆夫 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (30720370)
|
研究分担者 |
新 聖子 金沢工業大学, 基礎教育部, 准教授 (00367450)
宮崎 慶輔 金沢工業大学, 基礎教育部, 准教授 (30640180)
袖 美樹子 国際高等専門学校, グローバル情報学科, 准教授 (70737022)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | PBL / オンライン教育 / 人工知能 / チャットボット / 音声認識 / PBL / テキストマイニング / データマイニング |
研究開始時の研究の概要 |
PBL教育のオンライン化を実施する上で課題となる、学生への個別対応と教育成果の高度化を実現するためのシステム要件を整理し、オンラインでのチーム活動ワークプレイスを用意し、データマイニングにより学習状況を把握するための要件をまとめる。それらを活用して、PBLでの演習・チーム活動状況から学生にフィードバックする効果的なオンラインPBL教育システムの構築に向けた研究を行う。
|
研究成果の概要 |
PBL教育のオンライン化を実施する上で課題となる、学生への個別対応と教育成果の高度化を実現するためのシステムの構築に向けた研究を実施した。教育内容のノウハウを整理するとともに、ラーニングマネジメントシステム(LMS)を利用してオンラインで人工知能(AI)が学生からの質問に回答するチャットボットシステムの開発を行った。 さらにチーム活動における学生同士の会話をAIにより音声認識・発声者識別するシステムを試行し、現状のAIシステムの問題点を明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コロナ禍で教室での授業ができなくなるなど、グループ活動を主体とするPBL教育においてもオンラインでの実施への対応が求められている。人工知能を用いたチャットボットや音声認識システムを活用したオンラインでの教育システムの研究・試行により、その有効性と現状システムの限界を明らかにすることができた。 さらに、システム化する上でオンラインでの学生間の相互学習についていけない学生への対応の必要性が浮かび上がった。
|