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食育プログラムに重点をおいた保幼小接続期のスタートカリキュラムの開発と実践

研究課題

研究課題/領域番号 19K03098
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09070:教育工学関連
研究機関中村学園大学

研究代表者

田中 るみこ  中村学園大学, 教育学部, 助教 (70614311)

研究分担者 新井 しのぶ  中村学園大学, 教育学部, 講師 (30529970)
櫻井 裕介  中村学園大学短期大学部, 幼児保育学科, 講師 (60743896)
井手 友美  九州大学, 大学病院, 講師 (90380625)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード食育プログラム / 食育教材 / 口腔周囲筋トレーニング / 食育推進活動 / 保幼小連携 / 食育 / スタートカリキュラム / 口づくり / 口腔機能 / 保幼小接続
研究開始時の研究の概要

近年、食育の対象は全世代に小児から高齢者までわたるが、特に子供については、発達・発育における基盤づくりの対象として重視されている。平成32年度から実施される小学校の学習指導要領の生活科において、入学当初にスタートカリキュラムの編成・実施が明記されたことから、本研究では(1)保幼小接続期の子供を対象とした、縦断的な食育プログラムに重点をおいたスタートカリキュラムを開発する。(2)口づくりのための口腔周囲筋トレーニングの有用性及び、口腔機能の評価の分析することで、(3)子供の健康と日常生活における子どもの集中力等について、K-CPT2とKIDS(発達検査)の評価を行い効果を検証する。

研究実績の概要

当該年度において、我々は本研究において以下に示す(1)~(4)を実施し、口腔周囲筋トレーニングを含む新たな教育プログラムが、子どもの接続期をより円滑なものにする可能性について調査した。(1)保育園の園児および保護者において、生活習慣や食習慣の調査を行い、課題解決に向けた口づくりを含めた新たな食育プログラムを実施した。(2)口づくりのための口腔周囲筋トレーニングを本試験(6か月間)と付随研究(3か月間)において実施し、有用性の検証および口腔機能の評価の比較を行った。口腔周囲筋トレーニングは、研究代表者が研究実施期間中に週1~2回、園へ出向き、給食前やおやつ前に実施した。その結果、発表会や卒園式にて、口を大きく開けることができる、発音の明確さ、声の大きさについて、トレーニング前よりも改善した。(3)開始前にKIDS(発達検査)、睡眠調査票(子どもの眠りの質問票)を保護者が記入し、分析を行った(2024年度に終了時の評価を行い、前後比較をする)。睡眠調査票(子どもの眠りの質問票)は小学生版となっているが、他調査においても年長児には使用しており、本研究においても活用した。保育園や保護者へは口頭と書類にて研究代表者が説明を行った。(4)欠席状況の把握 口腔周囲筋トレーニング実施後、園児の出欠状況について、欠席理由(家庭保育、病欠(インフルエンザ等)を含めた施設側が管理する出欠簿を用いて、その推移をデータ化する。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

昨年5月にコロナが5類に移行し、その後、研究協力園にて実施前前後の測定、測定写真、口腔周囲筋トレーニング、ビデオ撮影が実施できた。実施時期は倫理審査承認後、2023年8月~2024年3月までの期間に実施した。実施時期は当初の予定より少々ずれ込んだ。他は概ね、順調に遂行している。

今後の研究の推進方策

今後は対象児へ事後アンケートを送付し、事前事後アンケート調査の分析を行う。評価後、学会発表や論文執筆を行う予定である。

報告書

(5件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-12-25  

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