研究課題/領域番号 |
19K03099
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 山形県立米沢女子短期大学 |
研究代表者 |
北山 長貴 山形県立米沢女子短期大学, その他部局等, 教授 (00214825)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 小学校外国語活動 / 教育工学 / 特別支援教育 / 小学校英語 |
研究開始時の研究の概要 |
新学習指導要領において外国語教育の充実が求められ小学校中学年で「外国語活動」、高学年で「外国語科」が2020年度より導入される。2018年度現在中学年は新学習指導要領に対応した小学校外国語活動教材『Let’s Try! 1, 2』を使用している。特別支援学校の小学部では新学習指導要領で、一人一人に応じた指導の充実が求められ、コンピュータ等の情報機器の活用等が規定されている。特に視覚障害児童には音声教材の整備充実が求められている。本研究はこれまでの二次元コードと触図を活用した知見を応用し、小学校3,4年生用『Let’s Try! 1, 2』に対応した新コンテンツの学習指導モデルを構築する。
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研究成果の概要 |
2020年度より完全実施の小学校中学年の外国語活動の教材は『Let's Try!』となった。本研究は新教材『Let's Try! 1, 2』の語彙と表現の分析を行った。 また、特別支援教育、特に視覚障害児童には音声教材の整備充実が急務である。本研究では、2020年に小学校外国語活動3年生用教材『Let's Try! 1』準拠の触図と二次元コードを利用した音声ペン教材『Let's Try English! 1』、2021年に同4年生用教材『Let's Try English! 2』を作成した。さらに、教員用に『Let's Try! 1』準拠の発音マニュアル『英語の発音』を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
特別支援教育では、共生社会の形成に向けインクルーシブ教育システムの構築が推進され「日本型インクルーシブ教育」が提言されている。特に視覚障害児童には音声教材の整備充実が求められている。 本研究の学術的意義は、二次元コードと触図を活用し新学習指導要領に対応した音声ペン教材の作成が視覚障害児一人一人に応じた充実した学習を可能としたことである。また、社会的意義は、日本型インクルーシブ教育に向けた視覚障害児童への音声教材の充実を図るため、本研究で作成した補助教材の活用により視覚障害児童が晴眼者と同等の教育情報が保障されることである。
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