研究課題/領域番号 |
19K03104
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 沖縄工業高等専門学校 |
研究代表者 |
玉城 龍洋 沖縄工業高等専門学校, メディア情報工学科, 教授 (60413837)
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研究分担者 |
大西 淳 津山工業高等専門学校, 総合理工学科, 教授 (60311073)
内田 保雄 宇部工業高等専門学校, 経営情報学科, 嘱託教授 (70321487)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | CSアンプラグド / CSプラグド / フルフレッジド・プログラミング / プログラミング的思考 / 工学教育 / 高専教育 / プログラミング教育 |
研究開始時の研究の概要 |
先進国においてプログラミング教育の流れが加速していく中、コンピュータを使わずに情報科学を教授する手法としてCSアンプラグドが注目されているが、先行研究では、本格的なプログラミング教育への接続性についてあまり研究されて来なかった。そこで、本研究では、CSアンプラグドから本格的なプログラミング教育への橋渡しをする教育方法として、CSアンプラグドを補完する新たな教育方法である「CSプラグド」と本格的なプログラミングへの展開を図るための「6ステップメソッド」を提案し、導入段階における効果的なプログラミング教育のための普遍的な教育メソッドの確立を目指す。
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研究成果の概要 |
CSアンプラグドはコンピュータを使わずに情報科学を体験的に学習する、学習効果の高い教育方法であるが従来の研究の多くはCSアンプラグドの体験段階で終わっており、本格的なフルフレッジド・プログラミング教育への接続性の観点からは限定的であった。そこで本研究では、CSアンプラグドをフルフレッジド・プログラミングに接続するCSアンプラグドから本格的なプログラムコード記述までの6段階のステップの典型的な教材の開発を行い、学生に対して評価実験授業を実施し、その効果を確認した。さらに双方向写経型学習という新しいメソッドの提案およびブロックプログラミング言語の活用という新たなアプローチの実践も行うことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでもCSアンプラグドを使ったコンピュータサイエンスの導入教育は数多くあったが実際にプログラミングを行おうとするとその要求される知識と技術の差で躓く学習者が多くいた。本研究では、CSアンプラグドの手法と本格的なプログラミング言語の学習の橋渡しを行う学習手法を提案し、教材を作成した。高等教育機関における学習手法を主題に置いているが、小中学校におけるプログラミング教育にも大いに活用可能であり、今後のプログラミング教育に活用可能だと考えている。
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