研究課題/領域番号 |
19K03110
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
|
研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
山本 利一 埼玉大学, 教育学部, 教授 (80334142)
|
研究分担者 |
荻窪 光慈 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (00431726)
森山 潤 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (40303482)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 再生可能エネルギー / 地熱発電 / 技術教育 / 科学教育 / 環境問題 / 中学校技術・家庭科 / エネルギー変換 / エネルギー教育 / 環境教育 / 授業実践 / 技術・家庭科 |
研究開始時の研究の概要 |
近年,緊迫しつつある日本・世界のエネルギー情勢や環境問題を,発達段階に応じた理解を促しながら,生活の基盤をなすエネルギー・環境問題を科学的に思考・吟味し,活用する力を育成することを目的とする。我が国において大きな役割を果たすことが求められている再生可能エネルギー技術を題材に,それらの現状と課題を体験的に学習する地熱発電に関する教材・教具を開発すると共に指導方法を検討し,持続可能な社会を構築しようとする児童・生徒を育成する。再生可能エネルギーの導入の必要性や技術的課題などをどのように解決していくかを,発達段階に応じて,科学的に認識させ,技術を適切に評価・活用する能力を身につけさせることを目指す。
|
研究成果の概要 |
本研究は,近年,緊迫しつつある日本・世界のエネルギー情勢や環境問題を,発達段階に応じた理解を促しながら,生活の基盤をなすエネルギー・環境問題を科学的に思考・吟味し,活用する力を育成することを目的としている。 研究成果として,2種類の地熱発電装置の開発と,中学生向けのカリキュラムを開発した。また,授業実践を通してその成果を検証した。開発した装置は,知的財産権を獲得することができた。提供したカリキュラムは,教員研修を通して教員から適切な評価を受けることができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国において大きな役割を果たすことが求められている再生可能エネルギー技術を題材に,それらの現状と課題を,体験的に学習する2種類の地熱発電装置を開発すると共に指導方法を検討し,持続可能な社会を構築しようとする児童・生徒を育成するためのカリキュラムを開発することができた。 本研究では,資源の少ない我が国が世界第3位の資源量を有する地熱発電に着眼し,地熱エネルギーを利用した発電実験装置の仕組みや役割の学習を通して,再生可能エネルギーの導入の必要性を学び取ることができた。この学習によって,技術を適切に評価・活用する能力を身につけることができた。
|