研究課題/領域番号 |
19K03176
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
篠田 昌久 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (60758514)
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研究分担者 |
西岡 圭太 金沢工業大学, 基礎教育部, 准教授 (10748734)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | プロジェクトマネジメント / プロジェクト活動 / プロジェクトマネジメント体系 / 社会人基礎力 / 学士力 / マネジメントマネジメント |
研究開始時の研究の概要 |
①企業で採用されているプロジェクトに関わる様々な手法を大学での教育版として構築する。実際に学生が活用しやすい様式や形式にブレークダウンし、学生が常に意識できるような手引きとして構築する。さらに、開発した様式や形式の有用性と意義を評価する。 ②プロジェクト活動を学士能力の向上の場として捉え、意識付けさせる。活動に対する姿勢面を振り返りできる機会を実現し、深い学びに導く手法やプロジェクト活動を常に認識できる運営方法を構築し、体系化する。さらに、体系化の妥当性を評価する。
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研究成果の概要 |
教育現場で展開されるプロジェクト活動において、活動意識を深め、成果物とプロジェクト推進過程の質的向上を目指す手法の体系化、さらにはその成果物と推進過程を含めた活動全体の質的向上を図る手法の構築を目指す研究を実施した。企業で採用されている「プロジェクトマネジメント体系:PMBOK」を学生版として再構築しプロジェクト活動に適用すると同時に、プロジェクト活動を行う学生の意識面での高揚を図るため、大学卒業時点で習得すべき能力として、経済産業省が提唱する「社会人基礎力」を導入した効果を検証した。 成果として、査読論文:2件、プロシーディングス:1件、国際学会発表:3件、国内学会発表:1件、を公表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果の意義は大きく以下の2点がある。 ①企業のプロジェクト活動の成果はその成果物で評価されるが、教育機関での活動においては成果物のみならず、その推進過程も重要であり、推進過程の向上のために企業で採用されている「プロジェクトマネジメント体系」を学生版として再構築したこと。②経済産業省が提案している社会人として必要な基礎的能力「社会人基礎力」を、大学生が就職するまでに獲得すべき必要な能力として捉え、プロジェクト活動の成果物と推進過程の質的向上を図るための意識として導入したこと。
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