研究課題/領域番号 |
19K03180
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
田中 博 立命館大学, 教職研究科, 准教授 (40802153)
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研究分担者 |
堀江 未来 立命館大学, 国際教育推進機構, 教授 (70377761)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 国際科学教育 / 国際サイエンス・フェア / スーパーサイエンスハイスクール / 探究型学力 / グローバル力 / 国際共同課題研究 / 科学教育 / 国際教育 / 国際科学フェア / オンライン教育 / ICT / 国際共同研究 / SSH |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、中等教育における国際科学教育のモデルを提唱・普及させることにある。スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業においても、国際的に活躍できる理系人材の育成は一つの柱として重視されている。これまで取り組んできた国際科学フェアや国際共同課題研究の教育的効果を分析するとともに、海外でそれらの取り組みを調査、比較検討し、効果的な国際理系人材育成のあり方を提案するものである。
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研究成果の概要 |
本研究のフィールドである立命館高校では、スーパーサイエンスハイスクール事業の一環として、早くから国際サイエンス・フェアを継続開催してきた。海外の多くの科学校においても同様の国際サイエンス・フェアを重視した取組が行われるようになり、本研究において、それらを調査し、そこで目指す生徒像と伸びる力について研究し、研究成果を書籍「世界とつながる科学教育~高校生サイエンスフェアを通して理系グルーバル人材を育てる~」として発行した。 また、予期せぬコロナ禍により、オンラインでの国際サイエンス・フェアという新しい取組も行うことになり、その有効性とコロナ禍後の国際科学交流における有効性を確かめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
科学・技術の発展には、国際的協力や協働が重要であるとともに、熾烈な国際競争にさらされていることも事実である。そのような中で、高校生による国際的な科学交流が活発になった現在、高校時代にどのような国際科学教育を行うことが必要かを研究することは、今後の理系グローバル人材育成のために極めて重要と言える。 また、それらの教育手法を多くの学校へ普及させることが重要であり、同時に、世界の科学校との連携、協力関係をより強化し、質の高い国際科学教育を実現することが求められている。 本研究では、国際科学教育を広く普及させるための実践とともに、これらの研究を実施した。
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