研究課題/領域番号 |
19K03826
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分15010:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する理論
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
小出 義夫 大阪大学, 理学研究科, 招へい研究員 (40046206)
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研究分担者 |
山下 敏史 愛知医科大学, 医学部, 講師 (90622671)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ファミリーゲージボソン / 新素粒子状態の予言 / mu-e conversion / ファミリー・ゲージ対称性 / 質量と混合 / TeVスケール物理 / ファミリー・ゲージボゾン / TeVスケールの物理 / ファミリーゲージボゾン |
研究開始時の研究の概要 |
荷電レプトンの質量公式に端を発する理論的研究は,山下の協力によりかなりの進展を見せてきている.しかし,まだ詰めるべき点があり,その完成を急いでいる.これに伴って,ファミリーゲージボソンの具体的モデルもまたも影響を受ける.より理論的にナチュラルなモデルの構築を目指して,より明確な(未知パラメターを含まぬ)ファミリーゲージボソンの予言を目指して,その構築を急ぐ.
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研究成果の概要 |
モデルは,SU(3)ファミリー・ゲージ対称性とSU(5)大統一理論とを組み合わせた新し理論へと発展させることができた.モデルは,単なる「対称性の議論」から,「複合粒子模型」へと発展させることにより,既存の素粒子以外の粒子の予言もでき,その性質や崩壊パターンも予言でき,新しい物理への糸口がつかめたと自負している.今後の発展に期待したい. 具体的には2つの論文を書き上げた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新しいモデルにより予言された新粒子の実験的発見は,新しい素粒子物理学の発展に大いに寄与するであろう.今後の実験に期待したい. このモデルが正しければ,新しいエネルギー産業への応用が期待される.ぜひ,スピン J=3/2 を持った電子 e' の崩壊 e` -> e + photn への現象の検出を期待したい.
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