研究課題/領域番号 |
19K03938
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分16010:天文学関連
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研究機関 | 国立天文台 |
研究代表者 |
河野 裕介 国立天文台, 水沢VLBI観測所, 助教 (00370106)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 電波干渉計 / VLBI / 気球 / 成層圏 |
研究開始時の研究の概要 |
成層圏に電波望遠鏡を気球で打ち上げ世界初の成層圏電波干渉計を実現する。このミッションは大気の影響を受けない新たな天文学研究のサイトを切り拓き、これまで人類が成し得えていない超巨大質量ブラックホールの観測的実証となるブラックホールシャドウの直接撮像を目指す将来のサブミリ波/テラヘルツ帯干渉計を見据える。 本研究は電波干渉計に必要な技術課題の中でフライト実証が必要な技術課題を克服するために世界で初めての成層圏気球VLBI観測を行う。
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研究成果の概要 |
成層圏に電波望遠鏡を気球で打ち上げ世界初の成層圏電波干渉計を実現する。このミッションは大気の影響を受けない新たな天文学研究のサイトを切り拓き、ブラックホールシャドウの直接撮像研究のための将来のサブミリ波/テラヘルツ帯干渉計を見据える。 本研究は電波干渉計に必要な技術課題の中でフライト実証が必要な技術課題を克服するために世界で初めての成層圏気球VLBI観測を行う。本研究において国内の放球場で3度のフライトに挑戦したが、3回とも気象条件等のためフライトがかなわなかった。しかしながらこの間地上試験を実施し、技術検証は進んだ。ゴンドラは放球場で待機状態であり、今後のフライトに備えている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はブラックホール等の直接撮像を見据えた高分解能電波干渉計のフィールドとしての成層圏を切り拓く学術的意義があった。技術課題をフライト実証することを主とする研究は気象条件等により本期間中には実現できていないため、当初の主となる意義は果たされていないと考えている。しかし本研究は継続しており今後果たされると予想する。システム開発を通じて電波天文学のエンジニアリング教育効果的な意義がある。また施設公開日などでの市民との対話を行い科学のすそ野を広げる社会的貢献を行った。
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