研究課題/領域番号 |
19K04069
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分18010:材料力学および機械材料関連
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
亀山 正樹 信州大学, 学術研究院工学系, 准教授 (30302178)
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研究分担者 |
槙原 幹十朗 東北大学, 工学研究科, 教授 (60392817)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 複合材料 / 高速衝撃 / 衝撃荷重同定 / レーザ・アブレーション / 圧電センサ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、複合材構造の衝撃荷重同定問題において実績を有する研究代表者と、構造物の高速衝突問題において実績を有する研究分担者によって研究グループを組織し、複合材構造に内蔵した圧電センサネットワークによる、異物の秒速200メートル程度までの低速~高速衝突を受ける複合材構造の実時間衝撃荷重同定法を開発し、複合材構造の安全性・信頼性の向上を図ることを目的とする。
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研究成果の概要 |
本研究では、構造物に内蔵したセンサからの計測情報により構造健全性を自動・実時間で監視する構造ヘルスモニタリング技術に着目し、レーザ・アブレーションを用いた高周波数帯域の加振実験に基づいて作成される圧電ひずみセンサのセンサ応答と低速~高速衝撃荷重を関係づける「実験的変換行列」を用いた荷重位置・荷重履歴の実時間同定法の有効性に関して検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、複合材構造に内蔵した圧電センサネットワークによる、異物の秒速200メートル程度までの低速~高速衝突を受ける複合材構造の実時間衝撃荷重同定法を開発し、複合材構造の安全性・信頼性の向上を図ることを目的とした。本研究課題を通して、提案する実時間衝撃荷重同定法の有効性が明らかとなった。構造ヘルスモニタリングを実用化に向けて飛躍的に発展させることが可能となり、将来の航空機や高速車輛などで用いられる複合材構造の実時間・自動的な衝撃損傷評価法として、その信頼性・安全性の向上および適用範囲の拡大に大きく貢献できる。
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