研究課題/領域番号 |
19K04120
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分18020:加工学および生産工学関連
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
吉原 信人 岩手大学, 理工学部, 准教授 (80374958)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ハイレシプロ研削 / 難削材 / 高能率研削 / 研削面粗さ / 砥石摩耗 / 研削特性 / 耐熱合金 / 砥石 |
研究開始時の研究の概要 |
ハイレシプロ研削における砥石磨耗メカニズムを明らかにし,砥石磨耗を抑制するための研削条件および砥石選定指針を明らかにする.また,明らかとなった砥石選定指針を基に,ハイレシプロ研削に適した砥石の開発を行う.さらにハイレシプロ研削の特性をいかして,耐熱合金の高能率・高精度研削を実現する.
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研究成果の概要 |
本研究の目的は,ハイレシプロ研削の研削メカニズムに対応した砥石を開発し,研削条件の最適化および難削材加工への応用を実現することである.そのため研削実験を行い,砥粒切込み深さが砥石摩耗に与える影響を明らかにした.また,砥粒切込み深さが大きくなる研削条件では研削温度が低く,砥石摩耗を抑制できることを明らかにした.さらに,この性質を応用することにより,耐熱合金の高精度・高能率研削が可能となることを示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インコネル718やワスパロイなどのニッケル基耐熱合金は航空産業など広く使用されるようになっている.しかし,これらの材料の熱伝導率は低く,研削熱の影響が大きくなるため砥石寿命が短くなることが問題となっている.ハイレシプロ研削の研削メカニズムを解明し,それに適用した砥石を選定することにより,これら難削材の高精度・高能率加工が実現する.
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