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カイアシ類は流されながら流速場をどのように検知し応答するのか

研究課題

研究課題/領域番号 19K04184
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分19010:流体工学関連
研究機関国立研究開発法人産業技術総合研究所

研究代表者

秋葉 龍郎  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 主任研究員 (00221713)

研究分担者 田中 祐志  東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (90207150)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード知性発現の研究 / 流体力学と生物 / 歪みテンソル / カイアシ類 / 変形テンソル / テンソル応答 / 知性 / 運動能力の獲得 / 感覚の獲得 / 生物分級 / 進化 / 応力テンソル / 運動能力 / 生物進化 / 流体力学 / プランクトン / 流速場検知 / 理論研究 / 実験研究 / 速度勾配 / 行動観察 / 生物流体力学 / 行動特性
研究開始時の研究の概要

海洋性動物プランクトンは海中で流されながら生きている。プランクトン
が周囲の流れにさからって泳ぐほどの遊泳能力をもたないものの、遊泳するのはなぜだろうか。また触角で周囲の流速場を検知できることが知られているが、彼らは何を感じて、どう遊泳しているのであろうか。これまでに、カイアシ類がある流速場におかれたとき、一定の応力テンソルの範囲に留まろうとする性質を有していることが知られている。この性質をより詳細に調べるには、応力テンソルが空間的に分布する環境での行動を観察すればよい。この研究は脳、感覚器をもつ動物の中で最小の生物が過去の情報からどのように未来を選択しているか探る研究である。

研究成果の概要

水中生物の泳行動と流速場の関係について、理論的研究を行なった。
水中で生息する生物は自身の周囲の流れの影響を感じて生きざるを得ない。そのことは水中でいきる生物の大前提である。そこで、生物内の秩序と生物の周囲の秩序の双方の折り合いをつける必要が生じた。そのことが西部の神経系および運動機能、感覚機能の獲得および進化に大きな役割を果たしたことを解明した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

知性発現の研究は、生物の知性研究に新しい展望と開くものと考える。
またこの流体力学応答特性を利用して、産業の創出も可能となると考えられる。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2025-03-27  

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