研究課題/領域番号 |
19K04374
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21020:通信工学関連
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
成枝 秀介 三重大学, 工学研究科, 准教授 (90549544)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 信号検出技術 / 無線信号処理 / 無線信号検出 / コグニティブ無線 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究課題では,コグニティブ無線ネットワークのための,演算量を削減しつつ信号検出精度がさほど劣化しないような,間欠的なスペクトルセンシング法を開発する.具体的には,間欠的なスペクトルセンシング技術の実現に必要な以下の課題に取り組む.1)適応的な間欠間隔可変アルゴリズムの開発と設計法の確立,2)少数サンプル時の電力検出に基づくスペクトルセンシングの特性解析(ブロック長設計)
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研究実績の概要 |
間欠スペクトルセンシング技術は,電力検出に基づく信号検出技術をベースにしたスペクトルセンシング技術であり,本研究課題での提案技術かつ根幹となる技術である.ターゲットとなる無線信号に対し間欠的な信号検出を行うことで,信号検出に要する消費電力の低下を図った技術である.本技術では,ターゲット信号が存在していそうなとき/存在してなさそうなとき,といった検出器での受信信号の状況を二つのケースに分類し,両ケースに対して二つの動作モード(検出モード・省電力モード)を定めている.検出モードでは検出器は間欠動作を行わず,省電力モードでは検出器は間欠動作による信号検出を行う.間欠スペクトルセンシング技術では,検出器での受信信号の状況を二つの動作モードいずれか(滞在している動作モード)での信号検出結果を元に判断し,これによって二つの動作モードを適切に切り替えることで,信号検出精度を維持しつつ消費電力を低下させることを目的としている.
本技術について今年度は,間欠スペクトルセンシング技術について,被検出信号のチャネル占有率値による諸特性ついて検証してきた.検証の結果,チャネル占有率が低いときに間欠スペクトルセンシング技術が特に有効であることを示した.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
提案法が有効となるユースケースの検証については目途がついているが,学会発表でのディスカッションが思うように進んでおらず,研究のブラッシュアップが出来ていない状況である.
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今後の研究の推進方策 |
学会発表でのディスカッション等を通して,研究内容のブラッシュアップを図る.
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