研究課題/領域番号 |
19K04589
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22020:構造工学および地震工学関連
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研究機関 | 飛島建設株式会社技術研究所 |
研究代表者 |
幸左 賢二 飛島建設株式会社技術研究所, -, 特別研究員 (00315160)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 耐震 / 津波 / 橋梁 / 津波波力 / 被害調査 / 耐津波設計 / 耐震設計 / 津波設計 / 南海・東南海地震 / 被害分析 |
研究開始時の研究の概要 |
岩手県から福島県に至る12地区で実施する画像解析や数値解析結果から橋梁に作用する津波のタイプ,段波高,流速,作用力,抵抗力を取りまとめ,すべて定常流による桁の水平移動現象であるかの観点から損傷メカニズムを明らかにする。ついで被害分析に基づき実施した孤立波(300ケース)および定常流タイプ(100ケース)の実験結果を基に,津波タイプ別の桁への作用力評価式を提案する。
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研究成果の概要 |
1)津波の桁への作用力評価:提案した段波性状の津波作用力評価式の適用性を明らかにすることを目的として,他機関の実験結果との比較を行った.その結果概ね実験結果を提案式が包合していることが明らかになった. 2)南海・東南海地震に対する分析:和歌山県沿岸の道路橋を対象に確率的アプローチで上部工の流出リスクを評価することを目的とする.ランダムフェーズ津波モデルを用いた津波伝搬計算を行い,CoRal法を用いて津波ハザードにおける不確定性を考慮した道路橋上部工の流出リスクの確率評価を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国では100~200年周期で南海・東南海地震が発生しており大きな被害が予測される.そこで発生した東日本大震災,熊本地震,セラウェシの被害分析により,近い将来発生する大地震の被害状況も想定できることから本研究は極めて意義深い研究と考えられる.
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