研究課題/領域番号 |
19K04776
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23030:建築計画および都市計画関連
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研究機関 | ものつくり大学 |
研究代表者 |
三原 斉 ものつくり大学, 技能工芸学部, 教授 (90337684)
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研究分担者 |
浦江 真人 東洋大学, 理工学部, 教授 (10203598)
深井 和宏 ものつくり大学, 技能工芸学部, 教授 (60337681)
吉田 敏 東京都立産業技術大学院大学, 産業技術研究科, 教授 (00451881)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ゼネコン / サブコン / 職長 / 上級職長 / 外国人材 / 建築生産教育 / 施工管理 / マネジメント / 建築施工 / 建築施工管理 / 建築施工管理技術者 / 技能労働者 / 建設現場人材教育 / 建築生産 / ミャンマー / 建設現場人材 / 施工管理技術者 / 建築技術教育 |
研究開始時の研究の概要 |
日本のゼネコンやサブコンにおける人手不足は深刻化しており、従来の専門的・技術的分野における外国人材に限定せず、一定の専門性・技能を有し即戦力となる外国人材を幅広く受け入れていく仕組みを構築する必要がある。本研究は、建築生産に携わる施工管理技術者や各職種の基幹技能者たちを育成するにあたって、教育現場における職業教育カリキュラムと教育効果をとりまとめたものに基づき、外国人材の受入れによる持続的な成長が可能な建築生産教育システムを構築する。ここでは、日本とアジア諸国の各教育機関やゼネコン・サブコン・海外の訓練校を調査し、新しい現場人材の教育システムを策定し提示するものである。
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研究成果の概要 |
日本のゼネコンやサブコンにおける人手不足は深刻化しており、一定の専門性・技能を有し即戦力となる外国人材を幅広く受け入れていく仕組みと、帰国後の同一職種への就職システムを構築する必要がある。本研究は、建築生産に携わる各職種の職長(Foreman)や上級職長(Supervisor)を育成するために、職業教育カリキュラムと教育効果をとりまとめたものに基づき、外国人材の受入れによる持続的な成長が可能な建築生産教育システムを構築する。ここでは、日本とアジア諸国(特にベトナム)の各教育機関(大学や短大および専門学校)やゼネコン・サブコン・海外の訓練校を調査し、新しい現場人材の教育システムを策定し提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ゼネコンやサブコンの人手不足は深刻化しており、日本の経済・社会基盤の持続可能性を阻害する可能性が出てきている。このため、建設技術革新、働き方改革などによる生産性向上や国内人材の確保を引き続き強力に推進するとともに、従来の専門的・技術的分野における外国人材に限定せず、一定の専門性・技能を有し即戦力となる外国人材を幅広く受け入れていく仕組みを構築する必要がある。 本研究は、建築生産に携わる職長や上級職長を育成するにあたって、ベトナム国における短期大学や専門学校等における建築生産教育カリキュラムを提案し、外国人材の日本受入れと帰国後の就職先の提示等、持続的な成長が可能な建築生産教育システムを構築した。
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