研究課題/領域番号 |
19K04787
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23030:建築計画および都市計画関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
宮脇 勝 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (30280845)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 景観 / ランドスケープ / 景観計画 / 景観観察センター / 国際比較 / 風車 / ゾーニング / レジリエンス / オブザーベートリー / 広域景観 / 国土景観観察センター / プロジェクションマッピング / ドイツ / イタリア / 流域 / 環境教育 |
研究開始時の研究の概要 |
近年の自然災害による広域被害から、複数県に及ぶ防災・復興と環境保全を考慮した広域の土地利用規制手段が急務であり、レジリエンスを考慮した広域景観計画を想定する。本研究は、自然景観と災害の土地の重なりに着目し、広域景観の「保全」「防災」「エネルギー」を組み合わせた土地利用特性を基に、広域GISデータとして「景観アトラス(景観地図集)」を作り、土地利用規制と環境資源活用を国際比較研究する。複数県や国土スケールの景観計画を国際比較し、環境保全と防災に配慮した土地活用によってレジリエンスを考慮し、減災と復興にも役立てられる広域景観計画手法、広域土地利用制度の改善、環境教育方法を提案するものである。
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研究成果の概要 |
本研究は、衛星画像データ、GISデータなどを用いた地図化の技術的課題を解決した上で、名古屋都市圏から東海圏に至る景観観察を行い、名古屋大学にランドスケープ・オブザーベートリーの設置を行い、レジリエンスを考慮した景観資源について地図化した研究成果を可視化し、教育に活用できるシステムを整備した。また、海外における景観保護、風力発電施設の立地適正化を目的としたコントロール手法として、風車のゾーニング手法を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果物である衛星画像データ、GISデータなどを用いた地域特性地図のデジタル化は、都市計画分野のスマート化において学術的意義があるとともに、名古屋都市圏から東海圏に至る景観観察を行い、名古屋大学にランドスケープ・オブザーベートリーを設置し、一般にデジタル地図を教育に活用する社会的意義がある。また、海外における景観保護、風力発電施設の立地適正化手法として、陸上と洋上の風車ゾーニング手法を明らかにすることで、日本において参照し、制度化に役立てる際の先例となる社会的意義がある。
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