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第4次産業革命を志向したリアルタイム生産スケジューリングシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K04883
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分25010:社会システム工学関連
研究機関大阪府立大学

研究代表者

平林 直樹  大阪府立大学, 人間社会システム科学研究科, 准教授 (80199091)

研究分担者 森澤 和子  大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60220050)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード生産スケジューリング / リアルタイムスケジューリング / 規範スケジュール / 多目的最適化 / ディスパッチングルール / 自律分散型スケジューリング
研究開始時の研究の概要

不安定な需要動向,異常気象および諸外国との摩擦などによる生産環境の変化に柔軟に対応し,第4次産業革命を推進するためには,リアルタイム生産スケジューリング法の開発が重要となる.本研究では,大域的な情報に基づき静的に生成された非劣スケジュール集合の中からリアルタイムに参照すべき規範スケジュールを選定し,本情報を反映させた自律分散型の意思決定により,高精度のスケジュールを柔軟かつ効率的に決定するスケジューリングシステムを開発する.

研究成果の概要

生産環境の変化に柔軟に対応するためには,リアルタイム生産スケジューリング法の開発が急務となる.従来の不確実環境下での生産スケジューリング手法の多くは柔軟性に欠ける.これに対して,自律分散型のスケジューリング法が提案されているが,近視眼的な情報に基づく簡便なルールによる意思決定を主としているために高精度のスケジュールを得ることは困難であった.本研究では,大域的な情報に基づき静的に生成された非劣スケジュール集合の中からリアルタイムに参照すべき規範スケジュールを選定し,本情報を反映させた自律分散型の意思決定により,高精度のスケジュールを柔軟かつ効率的に決定するスケジューリング法を提案した.

研究成果の学術的意義や社会的意義

開発した生産スケジューリング法は,柔軟性と最適性を共に追求しうる「静的スケジューリングと動的スケジューリングを混在させる規範スケジュールを利用したリアルタイムスケジューリングの枠組み」や時々刻々と変化する生産環境とこれに対応するための意思決定者の選好構造を生産システムへ即座に反映しうる「リアルタイム環境下での選好スケジュールの生成」などのまだ殆ど取り組まれていない新しいアプローチに基づくものであり,製造現場における諸問題を解決すると同時に,環境変動に柔軟に対応しうる生産システムの構築および第4次産業革命推進の一助となるものと考える.

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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